みすず書房

誤診のおこるとき【新装版】

精神科診断の宿命と使命

判型 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm
頁数 196頁
定価 3,960円 (本体:3,600円)
ISBN 978-4-622-09013-7
Cコード C1011
発行日 2021年4月 1日
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誤診のおこるとき【新装版】

「診断とは、疾患について、疾患をもつ個体について、さらに個体をつつむ環境について、必要なあらゆることを知り尽くそうとする、終わりのない努力を意味すると言える」

『精神医学ハンドブック』で知られる著者が誤診例をまとめた名著。再刊にあたり、「うつ病の労務災害」「発達障害」「精神安定剤・睡眠薬の副作用」など今日的なトピックを追加した。さらに最終章に加えた論考「精神科診断の宿命と使命」では、診断に必要な経験と知識、操作的診断運用上の注意点を踏まえながら、あらためて精神科診断の基本を整理する。
精神症状のみならず付随する身体症状にも着眼した症例検討は、精神科以外の医師にも日々の臨床の一助となるだろう。研修医から精神科志望者まで、診断学への入口に最適の一冊。

[初版(精神医学基本文献シリーズHeritage)2009年11月発行]

目次

はじめに
第一部 精神科診断における誤診と了解
第一章 誤診とは
第二章 了解をめぐって

第二部 症例の検討
第一章 身体疾患の症状と了解
第二章 気分(感情)障害と了解
第三章 うつ病の労務災害と職場復帰
第四章 統合失調症と了解
第五章 パニック障害と了解
第六章 精神安定剤・睡眠薬の副作用
第七章 発達障害と了解

付章 精神科診断の宿命と使命——常識的診断と操作的診断基準——
あとがきにかえて——精神科診断小史——
参考文献