みすず書房

ザ・シスターフッド 電子書籍あり

CIAの女たち

THE SISTERHOOD

The Secret History of Women at the CIA

判型 四六判
頁数 624頁
定価 5,060円 (本体:4,600円)
ISBN 978-4-622-09869-0
Cコード C0022
発行日 2026年9月10日
電子書籍配信開始日 2026年9月30日
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ザ・シスターフッド

〈CIAについてわかっているひとつの事実に[…]男性オフィサーのネットワークが物事を動かしていったということがある。[…]しかし、わたしの調べたところでは、過去数十年間、別のネットワークも機能していた。それは女性たちが築いたもので、わたしはこれを、彼女ら自身がしばしば使っていた言葉にならい、シスターフッドとよぶようになっていった。そして、ひとつの大きなビジョンを思いついた。三世代にわたる女性たちの功績を描くのだ。彼女らの体験や、たがいの結びつきをまとめれば、アメリカ・スパイ史の、既存のものに代わる修正版ができるのではないだろうか。実際、語られるべき、隠された歴史が存在する。女性たちは最初からずっとそこにいた〉(著者まえがき)

1947年の創設以来、CIA(米・中央情報庁)の秘密活動は、女性たちに支えられてきた。第二次世界大戦下に生まれたOSS(戦略事務局)の時代から、冷戦期の諜報戦、2001年の9・11同時多発テロと主謀者ビンラディン追跡まで、インテリジェンスの現場を担う多面的な群像を、100を超える証言で明かすノンフィクション。ティム・ワイナー(『CIA秘録』)、スティーブ・コール(『アフガン諜報戦争』)称賛、『コード・ガールズ』著者の新傑作。写真49点を収録。解説・小谷賢。

マンディ『ザ・シスターフッド』表紙
マンディ『ザ・シスターフッド』裏表紙

目次

著者まえがき
序章 約束

第1部 男たちの評価法
第1章 ステーションW
第2章 メアリー、食事をもってこい
第3章 事務員
第4章 外交官の娘
第5章 封筒の垂れ蓋と封印
第6章 スカートをはかなくてはならなかった
第7章 主婦という隠れ蓑(ハウスワイフ・カバー)
第8章 窃盗
第9章 危機管理(インシデント・マネジメント)
第10章 保管室の女性たちの反乱
第11章 ロシア・ハウスのミス・マープル
第12章 ボートをどうするつもりなのか?

第2部 分析をする女たち
第13章 猛烈な舌戦
第14章 Xを見つける
第15章 あなたの居場所はここではない
第16章 魅力的な赤毛の女性
第17章 ストレスと灰色の部屋
第18章 耳たぶの切り傷
第19章 「やっかいな標的(ターゲット)がいるんだ」
第20章 2001年9月11日

第3部 あの男たちをつかまえる
第21章 脅威マトリックス
第22章 新しい女性たち
第23章 弾頭(ウォーヘッド)を額(フォーヘッド)に命中させる
第24章 スパイの仕事をするだけ
第25章 悪いやつらをひどい目に遭わせてやった
第26章 溶け込むためにはなんでもする
第27章 物干しにかかった洗濯物

終章

ペーパーバック版へのあとがき
謝辞
訳者あとがき(小野木明恵)
解説「CIAと女性オフィサーたちの物語」(小谷賢)
口絵写真クレジット/参考文献/原注/人名索引

関連リンク

第二次世界大戦からトランプ時代まで

訳者あとがき抜粋(WEBみすずサイト「新刊紹介」)