バンヴェニスト、最後の講義
コレージュ・ド・フランス1968-1969
DERNIÈRES LEÇONS
Collège de France 1968 et 1969

| 判型 | 四六判 |
|---|---|
| 頁数 | 240頁 |
| 定価 | 4,950円 (本体:4,500円) |
| ISBN | 978-4-622-09874-4 |
| Cコード | C1010 |
| 発行予定日 | 2026年10月16日予定 |

DERNIÈRES LEÇONS
Collège de France 1968 et 1969

| 判型 | 四六判 |
|---|---|
| 頁数 | 240頁 |
| 定価 | 4,950円 (本体:4,500円) |
| ISBN | 978-4-622-09874-4 |
| Cコード | C1010 |
| 発行予定日 | 2026年10月16日予定 |

『一般言語学の諸問題』や『インド=ヨーロッパ諸制度語彙集』で知られ、ヤコブソンに匹敵する言語学者、またソシュールの正当な後継者とも言われ、専門研究者でありながら現代思想はじめ多方面に大きな影響を与えつづけているエミール・バンヴェニスト。本書は、1969年12月に病いに倒れる直前までの著者の最後の時期の講義を編集し、その晩年のエッセンスを伝えるものである。
講義の中心となるのは、「ソシュール的記号学の乗り越え」と「エクリチュール」。具体的には「記号論的領野」と「意味論的領野」の区別、「言語」と「言説」の世界の対立、「内面のことば」や「書くこと」の概念などが論じられている。読者は、基本的で平明にみえる著者の問いかけの背後に、ことばをめぐる世界の豊かさ、複雑さ、底知れなさのようなものを感じながら、そこに省察と緻密な分析を加える著者の手腕の一端を知ることができるだろう。
本書はまた、これまでほとんど知られていなかったバンヴェニストの業績の全体を提示することも目的とし、編者たちによる長い序文に加え、編者の一人イレーヌ・フノリオによる小伝記などを付す。巻末には、バンヴェニストに関わる全容を周到に伝える訳者による解題を添えた。
はじめに
第一章 記号学
〔1968-1969年度〕
第一回講義 1968年12月2日
第二回講義 1968年12月9日
第三回講義 1968年12月16日
第四回講義 1969年1月6日
第五回講義 1969年1月13日
第六回講義 1969年1月20日
第七回講義 1969年1月27日
第二章 言語と書くこと
第八回講義 1969年2月3日
第九回講義 1969年2月10日
第十回講義 1969年2月17日
第十一回講義 1969年2月24日
第十二回講義 1969年3月3日
第十三回講義 1969年3月10日
第十四回講義 1969年3月17日
第十五回講義 1969年3月24日
第三章 最後の講義、最後のノート
1969-1970年度
第一回講義 1969年12月1日
付録
名ノ前、その余白――エズラからエミールへ(イレーヌ・フノリオ)
エミール・バンヴェニストに関わる資料(エミリー・ブリュネ)
訳者解題