みすず書房

2020年10月1日発売
定価 330円(本体300円)

目次

「隠れ家と広場」からみた移民都市アムステルダムのユダヤ人 1
 「彼らの運命について、何も知らなかった」のか――
  オランダにおけるユダヤ人迫害への公式謝罪とその文脈[新連載]
水島治郎
賛々語々 116
 秋刀魚
小沢信男
「アラブの心臓」が息絶えるとき 酒井啓子
咬んだり刺したりするカフカの『変身』 2
 誰が道を切り開いたのか――28番目に歩き始める前に
頭木弘樹
デリダの文学的想像力 11
 アポカリプスとインヴェンション――他なる語りのインヴェンション 2
郷原佳以
死者は生者のなかに 3
 十人の敵でも与えられないほどの害
西成彦
こころの記憶に語らせて 2
 目をオフに――ブラインドウォークの達人
西平直
表紙写真・「永遠に続くと思ってごらん」
 2017年、深圳、撮影・西野達(協力・ANOMALY)
西野達