
2025.04.14
『アンチ・アンチエイジングの思想』ためし読み
上野千鶴子著 第1章「老いは文明のスキャンダルである」[抄]
ジュンク堂書店 池袋本店 5月13日(火)19:00-20:30(会場/オンライン、アーカイブ配信あり)
2025年4月15日
『アンチ・アンチエイジングの思想――ボーヴォワール『老い』を読む』の刊行を記念して、上野千鶴子×國分功一郎トークイベントが2025年5月13日(火)19:00-20:30、東京・池袋のジュンク堂書店池袋本店で開催されます。
なぜ老いを恐れるのか? 弱いまま生きる社会をどうつくるのか? 「老いは文明のスキャンダルである」と喝破したボーヴォワールの名著『老い』を導きに、「アンチエイジング」では克服できない老いの現実を直視し、衰え自立を失った人が生きる社会を考えます。『中動態の世界――意志と責任の考古学』の文庫を刊行されたばかりの國分功一郎さんをお招きして、老いるための思想について語り合っていただきます。
お二人の貴重な対話、ふるってご参加ください。
会場は同店9階イベントスペース(30分前開場)。アーカイブ配信あり(5月14日15:00-28日23:59)。
チケット3種類(いずれも税込)。
詳細・お申し込み・お問い合わせは、丸善ジュンク堂書店へ。
丸善ジュンク堂書店 https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-250513
🄫中央公論新社
(うえの・ちづこ)
1948年生まれ。社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。著書に『家父長制と資本制』、『近代家族の成立と終焉』、『生き延びるための思想』、『おひとりさまの老後』、『ケアの社会学』、『女の子はどう生きるか』、『挑戦するフェミニズム』(江原由美子と共編著)、『当事者主権[増補新版]』(中西正司と共著)などがある。
(こくぶん・こういちろう)
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は哲学。2017年、『中動態の世界――意志と責任の考古学』で小林秀雄賞を受賞。著書に『暇と退屈の倫理学』、『ドゥルーズの哲学原理』、『近代政治哲学』、『スピノザ――読む人の肖像』、『目的への抵抗』、『手段からの解放』、『〈責任〉の生成――中動態と当事者研究』(熊谷晋一郎と共著)ほか。