
2025.04.14
『アンチ・アンチエイジングの思想』ためし読み
上野千鶴子著 第1章「老いは文明のスキャンダルである」[抄]
『アンチ・アンチエイジングの思想』刊行記念 UNITÉ(東京・三鷹) 6月15日(日)18:30-20:00(来店/配信/アーカイブ)
2025年4月18日
上野千鶴子『アンチ・アンチエイジングの思想』の刊行を記念して、東京・三鷹のUNITÉでトークイベント「ケアする人・ケアされる人──「役に立たなきゃ、生きてちゃ、いかんか」」が開催されます。
登壇は、上野千鶴子、川口有美子のおふたりです。
ボーヴォワールの名著『老い』を導きに、「アンチエイジング」では克服できない老いの現実を直視し、尊厳をもって老いるための思想を論じた、上野千鶴子氏の新刊『アンチ・アンチエイジングの思想』。
このたびの対談では、ALSの治療選択を巡る家族の葛藤をつづった『逝かない身体』を著し、在宅医療と介護の法整備に尽力する川口有美子さんをお招きして、ケアを必要とする生を支える、これからの社会について語り合っていただきます。
2025年6月15日(日)18:30-20:00(延長の可能性あり)。要申込。
来店参加1980円、オンライン参加1320円(ともに税込)。イベント終了後にアーカイブ視聴可能(イベント開催日または申込日から2カ月間)。
詳細・お申し込み・お問い合わせは、UNITÉへ。
UNITÉ 来店参加 https://unite-books.shop/items/6800b91d99fec230d707bb78
UNITÉ オンライン参加 https://unite-books.shop/items/6800bba52987f65b65a758e8
UNITÉ イベント https://www.unite-books.com/event
(うえの・ちづこ)
1948年生まれ。社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。著書に『家父長制と資本制』、『近代家族の成立と終焉』、『生き延びるための思想』、『おひとりさまの老後』、『ケアの社会学』、『女の子はどう生きるか』、『挑戦するフェミニズム』(江原由美子と共編著)、『当事者主権 増補新版』(中西正司と共著)などがある。
(かわぐち・ゆみこ)
1962年生まれ。1995年に母がALSを発症。2003年4月家族介護に疲れ果てて有限会社ケアサポートモモ設立。代表取締役就任。2004年5月NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会設立。医療的ケア研修を考案し全国に普及(現在の第3号研修)。2010年5月ALSの治療選択を巡る家族の葛藤をつづった『逝かない身体』で第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。リビングウィル・事前指示書・尊厳死安楽死法制化に反対し現在に至る。