みすず書房

パウル・クレー展 創造をめぐる星座

静岡市美術館 6月7日(土)-8月3日(日)

2025年6月6日

「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」が静岡市美術館で2025年6月7日(土)から8月3日(日)まで開催されます。同館開館15周年記念展です。

スイス・ベルンのパウル・クレー・センターの学術協力のもと、同センター、バーゼル美術館、日本各地の美術館から集めたクレー作品約60 点を核に、カンディンスキー、ピカソ、ミロなど同時代の芸術家たちの作品を加えた約110点で、クレーを取り巻く社会的な状況も視野に入れつつ、その生涯にわたる創造の軌跡をたどる展覧会。
静岡市美術館「パウル・クレー展」 https://shizubi.jp/exhibition/20250607_paulklee/250607_01.php

関連イベントも開催予定です。
講演会「パウル・クレー 転換するコンステレーション」講師・黒田和士(愛知県美術館学芸員・本展企画者)6月21日(土)14:00-15:30(要申込、定員70名)、「ミュージアム・コンサート「クレーの絵と音楽が出会うところ」出演・瀬川裕美子(ピアノ)6月29日(日)15:00-16:30予定(要申込、参加料1500円、定員60名)、スペシャルトークショー「きこえる絵、みえてくる音楽」登壇・いしいしんじ(作家)7月12日(土)14:00-15:30(要申込、定員70名)、ほか。
詳細・お申し込み・お問い合わせは、静岡市美術館へ。
静岡市美術館「パウル・クレー展」関連事業 https://shizubi.jp/exhibition/20250607_paulklee/250607_04.php

『クレーとマルク 動物たちの場所』

[最新刊]新藤真知・高橋文子編

20世紀を代表する画家クレーと、同年代の友でよき理解者でありクレーの才能を誰よりも早く見出した〈青騎士〉の画家フランツ・マルク。二人が交わした絵葉書、クレーによる動物を画題とする作品、そして動物を愛し描きつづけたマルクの作品を一冊に編み、ドイツ絵画史に残るひそやかな交感に光をあてる。

パウル・クレーとフランツ・マルク。
交わされた絵葉書と描かれた作品のなかに響き合う
二人の画家の友情。