みすず書房

宮武外骨

みやたけ・がいこつ

1867(慶応3)年讃岐(香川県)に生れる。1881(明治14)年上京、進文学舎橘香塾で漢学を学ぶ。1886(明治19)年、松村新太郎編・南海道人(宮武外骨)序『日本全国新聞雑誌細見』刊行。1924(大正13)年、東京帝国大学法学部嘱託となる。同年、吉野作造・尾佐竹猛らと明治文化研究会をはじめる。1926(大正15)年、前年創設の法学部付属明治新聞雑誌文庫の主任となる。以来、明治期の新聞雑誌の収集とその所蔵目録『東天紅』(全3冊、1930-41)の編纂に当る。1949(昭和24)年退職。1955(昭和30)年死去。