歴史は科学か【改訂版】
ZUR THEORIE UND METHODIK DER GESCHICHTE/KRITISCHE STUDIEN AUF DEM GEBIET DER KULTURWISSENSCHAFTLICHEN LOGIK

判型 | B6判 |
---|---|
頁数 | 272頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-00514-8 |
Cコード | C1020 |
発行日 | 1965年9月25日 |
備考 | 現在品切 |

ZUR THEORIE UND METHODIK DER GESCHICHTE/KRITISCHE STUDIEN AUF DEM GEBIET DER KULTURWISSENSCHAFTLICHEN LOGIK
判型 | B6判 |
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頁数 | 272頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-00514-8 |
Cコード | C1020 |
発行日 | 1965年9月25日 |
備考 | 現在品切 |
「この二人の論争で特に何が問題として論じられたのか。それは〈歴史の概念的再構成〉をめぐってであった。しかしこの間題を論ずる時、マイヤーとウェーバーとの間には共通の地盤があった。それは、いかなる概念や体系をもってしても歴史の出来事の無限なる多様性はくみ尽しえないという反省であり、歴史的生を無理矢理に類型なり図式なり公式なりにはめこむことに抵抗する、現実性尊重の精神であった。そして、この反省と精神から彼らは、対象をある特定の観点のもとで撰択し歴史科学の認識目的を限定する必要性を説いたのであった。しかしその撰択の原理は何かという問題に直面した時、両者の見解はハッキリと分れた。」
(「訳者解説」より)
実証主義への埋没、発展史観への硬直を回避するために、歴史学の科学としての認識のあり方を考察した、二人の論争。歴史学者マイヤーによる「歴史の理論と方法」、社会学者ウェーバーによる「文化科学の論理学の領域における批判的研究」を収める。歴史認識をめぐり、現在でも考察すべき問題を提起する古典。
歴史の理論と方法 エドワルト・マイヤー
原註
文化科学の論理学の領域における批判的研究 マックス・ウェーバー
原註
訳註
訳者解説