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科学革命の構造

THE STRUCTURE OF SCIENTIFIC REVOLUTION


科学における進歩とは何か。世界観の変革は、いかにして起るか。本書は「パラダイム」概念を武器として、未開拓のテーマたる「科学革命」を鋭く分析し、コペルニクスからボーアまでの科学の歴史に新しい展望を与える。

パラダイムとは広く人々に受入れられている業績で、一定の期間、科学者に、自然に対する問い方と答え方の手本を与えるものである。思考の枠組としてのこのパラダイムを打壊し、自然についての異なった見方を導入することこそ革命にほかならない、と著者は言う。科学の社会学、科学者集団の心理学・行動学として大きな反響を呼んだ問題の書である。

著者は、プリンストン大学教授、アメリカ科学史学会会長。『コペルニクス革命』『量子物理学史資料』の著書がある。


目次


まえがき
第1章 序論:歴史にとっての役割
第2章 通常科学への道
第3章 通常科学の性格
第4章 パズル解きとしての通常科学
第5章 パラダイムの優先
第6章 変則性と科学的発見の出現
第7章 危機と科学理論の出現
第8章 危機への反応
第9章 科学革命の本質と必然性
第10章 世界観の変革としての革命
第11章 革命が目立たないこと
第12章 革命の決着
第13章 革命を通しての進歩
補章――1969年


訳者あとがき


著訳者略歴

トーマス・S・クーン
Thomas S. Kuhn

1922年、アメリカのオハイオ州でドイツ系ユダヤ人の土木技師の子として生れる。ハーバード大学で物理学を学び、1949年 Ph.D.を得る。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
中山茂
なかやま・しげる

1928年兵庫県に生れる。1951年東京大学理学部卒業。1959年ハーバード大学でPh.D.(科学史)を得る。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

清水洋(一橋イノベーション研究センター専任講師)
<:一橋ビジネスレビュー2010年春号>
森田邦久(九州大学基幹教育員准教授)
<2015年12月:「ニッケイビジネスアソシエ」(ムック)>

この本の関連書


「科学革命の構造」の画像:

科学革命の構造

「科学革命の構造」の書籍情報:

B6判 タテ182mm×ヨコ128mm/296頁
定価 3,024円(本体2,800円)
ISBN 4-622-01667-2 C1040
1971年3月5日発行

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