科学革命の構造
THE STRUCTURE OF SCIENTIFIC REVOLUTION
判型 | B6判 |
---|---|
頁数 | 296頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-01667-0 |
Cコード | C1040 |
発行日 | 1971年3月5日 |
備考 | 品切・新版準備中(6月) |
THE STRUCTURE OF SCIENTIFIC REVOLUTION
判型 | B6判 |
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頁数 | 296頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-01667-0 |
Cコード | C1040 |
発行日 | 1971年3月5日 |
備考 | 品切・新版準備中(6月) |
科学における進歩とは何か。世界観の変革は、いかにして起るか。本書は「パラダイム」概念を武器として、未開拓のテーマたる「科学革命」を鋭く分析し、コペルニクスからボーアまでの科学の歴史に新しい展望を与える。
パラダイムとは広く人々に受入れられている業績で、一定の期間、科学者に、自然に対する問い方と答え方の手本を与えるものである。思考の枠組としてのこのパラダイムを打壊し、自然についての異なった見方を導入することこそ革命にほかならない、と著者は言う。科学の社会学、科学者集団の心理学・行動学として大きな反響を呼んだ問題の書である。
著者は、プリンストン大学教授、アメリカ科学史学会会長。『コペルニクス革命』『量子物理学史資料』の著書がある。
まえがき
第1章 序論:歴史にとっての役割
第2章 通常科学への道
第3章 通常科学の性格
第4章 パズル解きとしての通常科学
第5章 パラダイムの優先
第6章 変則性と科学的発見の出現
第7章 危機と科学理論の出現
第8章 危機への反応
第9章 科学革命の本質と必然性
第10章 世界観の変革としての革命
第11章 革命が目立たないこと
第12章 革命の決着
第13章 革命を通しての進歩
補章——1969年
注
訳者あとがき