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精神分析用語辞典<品切>

VOCABULAIRE DE LA PSYCHANALYSE


この仕事の必要性と完成への願望は、著者二人の協同作業として結実した。精神分析の文献の研究、テキストの検討、用語の選定と編集、この選定の改訂、これの最後的な完成のために、彼らは8年間の作業をおこなった。この作業は生産的ではあったが、時には厄介な作業であった。術語の選定の大部分は我々の間で討議され、この議論の活発さは今でも私の記憶に残っている。その間意見を一致させようとする気持があっても、見方の相違はあくまで主張され、妥協のない厳格さが妨げられることはなかった。著者二人の「先駆者」的努力なくしては20年前の計画が、本書のような形にまとまることはなかったであろう。(ダニエル・ラガーシュ)

本書は精神分析の用語を解説した普通の意味での辞典ではなく、それ自体が精神分析の研究書である。それは精神分析の概念的構造を明らかにすることを目的とする。そのために精神分析の基礎的な概念を示す各用語について、簡潔な定義に引きつづき、歴史的批判的な観点から精密な注解が加えられ、主要な文献までが付せられている。一つ一つの項目がそれぞれ独立した小論文の観を呈すると言ってよい。しかも用語間の内的関連が見失われぬよう細心の注意が払われている。(土居健郎)

この「精神分析用語辞典」は、フランス流の精神分析学がフロイトを完全に吸収し、はなやかな開花に達したとき、それを契機としておこなわれた、学界へのもっともすぐれた貢献の一つである。ラランドの「哲学辞典」に範をとってなされたという用語定義は、フランス語の明晰性を生かして、じつにすぐれたものであり、フロイトの用例を中心とし、精神分析の全発達史を参照して解釈されている。この一書をもつことで、われわれの精神分析に対する評価は大きくかわる。(波多野完治)



著訳者略歴

ジャン・ラプランシュ
Jean Laplanche

1924年パリに生れる。Ecole Normale Superieureで哲学専攻、哲学教授資格者であり、文学および人文科学博士。同時に医師でもあり、かつて精神病院内勤医をつとめた。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
J-B.ポンタリス
Jean-Bertrand Pontalis

1924年パリに生れる。哲学教授資格者で心理学博士。フランス精神分析学会(Association Psychanalytique de France)正会員。国立科学研究センター主任研究員。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
村上仁
むらかみ・まさし

1910年に生れる。1933年京都大学医学部卒業。京都大学名誉教授。専攻 精神医学。著書『異常心理学』(岩波書店、1952)、『精神病理学論集』(全2巻、みすず書房、1971)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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精神分析用語辞典

「精神分析用語辞典」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/592頁
定価 11,000円(本体10,000円)
ISBN 4-622-02280-X C3047
1977年5月16日発行
<ただいま品切です>