「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



藤田省三著作集 4

維新の精神

著者
藤田省三

「著者の視線は、歴史学が見落とした〈歴史の精神史的基底における或る重要なダイナミズム〉へとまっすぐに注がれていく。そして、かの〈攘夷〉派志士たちの掲げた〈綱領〉以前の次元に、その行動と決意との中に、〈横議〉〈横行〉〈横結〉という新しい思想的契機を発見し、それこそが〈旧社会の体内〉に生み出された〈新国家の核〉であることを指摘する。……こうして反時代的な視点から復元された歴史は、あらためて〈《維新の原理》を《今日の仕事》に生かす〉可能性を同時に開示するものとなるのである」(解題より)

本書は、表題作をはじめ、1959年から66年の間に近代日本思想史のいくつかの局面を主たる対象として著者が執筆した論文・エッセイによって、新たに構成された。ここでは、〈維新の精神〉の発見や〈大正デモクラシー〉の批判、〈ユートピア思想〉への問い直しを通して、〈戦後〉と〈安保〉をめぐる経験が、異なった文化間の比較と歴史的遡及による広大な視野の中で再検討され、さまざまな〈普遍〉への通路を開くものが模索され、語られるであろう。



著訳者略歴

藤田省三
ふじた・しょうぞう

1927年に生まれる。1953年東京大学法学部卒。以後、中断をはさんで、1993年3月まで法政大学勤務。思想史。2003年5月歿。著書 『藤田省三著作集』全10巻(1997-1998、みすず書房)

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「維新の精神」の画像:

維新の精神

「維新の精神」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/224頁
定価 3,780円(本体3,500円)
ISBN 4-622-03104-3 C1331
1997年5月23日発行

この本を購入する