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春秋研究<品切>

著者
狩野直喜

狩野直喜が京都帝国大学で「春秋公羊伝」の講義を開始したのは、明治44年9月、辛亥革命の勃発前夜、清朝最後の年、最後の月のことであった。「左氏伝」については大正2年に開講された。公羊学・左伝学が改革・革命思想の中核をなしたことを思えば、この春秋講義は、まさに経学史上、最も波乱に富んだ最終局面を背景に講ぜられたことになる。
もとより、そうした同時代的関心に出るのみでなく、「春秋」はそれを超えて、著者の生涯を通じての学的関心事であった。それゆえ「春秋」の三伝、左伝・公羊・穀梁の全てに精通した該博な知識をもっての講義は、これらの解釈の成立と性格を比較解明して、比類がない。ことに「事」を主にする左伝に対し、「義(意味)」を主とする公羊については、その研究が乏しいだけに、著者もひときは力を注ぎ、極めて貴重である。
家蔵の草稿より起こし印に付されてきた、著者の京都大学における一連の講義は、本書をもって、全て終える。(解説・島田虔次)



著訳者略歴

狩野直喜
かの・なおき

1868年熊本に生れる。1895年東京帝国大学文科大学漢学科卒業。1900-03年清国留学。1906年京都帝国大学文科大学教授に任ぜられ、支那哲学史を担当。1910年敦煌古書調査のため清国に赴く。1912-13年欧州留学。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「春秋研究」の画像:

春秋研究

「春秋研究」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/344頁
定価 9,720円(本体9,000円)
ISBN 4-622-03492-1 C1022
1994年11月22日発行
<ただいま品切です>