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東京裁判とオランダ<品切>

NEDERLAND EN HET TRIBUNAAL VAN TOKIO


オランダが東京裁判に参加し、検察陣と判事を送り込んだ事実は、あまり注目されてこなかった。本書ははじめてその全貌を明かし、さらに、日本人戦犯の釈放問題と、インドネシア(当時のオランダ領東インド)の戦後補償問題にオランダがどう関わったかを明らかにする。
検察陣はボルヘルホフ・ミュルデルを筆頭に、オランダ領東インドに関わる日本人被告の起訴をあつかった。判事のレーリンクは、《平和に対する罪》の正当性について、また被告個々人の罪状について、独自の判断を固め、本国政府の意向との調整・妥協をせまられる。その経緯や、判事間のやりとりについては、これまでほとんど知られていなかった。
さらに東京裁判終了後の1951年、日蘭平和条約にもとづいて、かつてオランダ領東インドに抑留されていたオランダ人数十万人の私的請求権問題の交渉が開始された。それは5年後の議定書調印をもって終了し、巣鴨プリズンの戦犯の釈放に連動する。
本書は、すぐれて今日的な戦後補償の問題の端緒に光を当てるばかりでなく、当時の日蘭関係の全容を知るための貴重な一冊になるだろう。



著訳者略歴

L・ファン・プールヘースト
L. van Poelgeest

1959年オランダ・レイマイデンに生まれる。ライデン大学で法学、歴史学を修める。1985年にライデン大学歴史学科助手。1988年よりオランダ内務省に勤務、憲法・ヨーロッパ法関係の法務を担当。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
水島治郎
みずしま・じろう

1967年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科第三(現・総合社会科学科)卒業。同大学院法学政治学研究科、ライデン大学留学を経て、現在、日本学術振興会特別研究員。専攻 オランダ政治史、ヨーロッパ政治史。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
塚原東吾
つかはら・とうご

1961年東京都生まれ。1987年から1991年まで、ライデン大学博士課程に留学。1991年から1994年まで、イギリス・ケンブリッジ大学ニーダム研究所特別研究員。1993年ライデン大学より博士号取得。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
粟屋憲太郎
あわや・けんたろう

1944年千葉県に生まれる。1971年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。選考は日本近現代史。現在、立教大学文学部教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「東京裁判とオランダ」の画像:

東京裁判とオランダ

「東京裁判とオランダ」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/264頁
定価 3,024円(本体2,800円)
ISBN 4-622-03657-6 C1020
1997年5月23日発行
<ただいま品切です>