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石橋湛山日記

昭和20-31年


この日記は、敗戦の年(1945年)の元旦から、病に倒れ総理を辞任する直前の1957年1月までの、おもに政治家として活動した12年間の几帳面な日録である。公表を前提としない貴重な証言であり、閣議・会合・政治献金・執筆・発信受信記録など公的な活動のみならず、読書・人物評・家族との外出など、その生活全体が豊かな広がりをもって記されている。

湛山は、東洋経済新報社に入社した明治44年から、一貫して自由主義の立場に立ち、軍国主義を批判するジャーナリストであった。敗戦の三日後の記述――「考えて見るに予はある意味において、日本の真の発展のために米英等と共に日本内部の逆賊と戦っていたのであった。今回の敗戦がなんら予に悲しみをもたらさざる所以である」。

彼が政治の世界に直接かかわるのは、1946年の第一次吉田内閣蔵相就任に始まる。その後の足取りは、下記の略歴に見るとおりだが、その剛毅と清廉から発された言葉は、保守政治再編期を迎えた今こそ、高く評価され、新たな展望を開くであろう。



著訳者略歴

石橋湛山
いしばし・たんざん

1884年、東京に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、1911年東洋経済新報社入社。「東洋時論」を経て1924年「東洋経済新報」の主幹になり、1941年社長に就任。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
石橋湛一
いしばし・たんいち

1913年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業後、三菱銀行に入行。三菱江戸川化学(三菱瓦斯化学)に勤務した後、1969から1983年にかけて立正大学学園理事、常務理事、理事長代行を歴任。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
伊藤隆
いとう・たかし

1932年、東京に生まれる。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科国史専攻修士課程修了。東京大学文学部教授、埼玉大学大学院教授などを経て、現在政策研究大学院大学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
増田弘
ますだ・ひろし

この本の関連書


「石橋湛山日記」の画像:

石橋湛山日記

「石橋湛山日記」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/928頁
定価 21,600円(本体20,000円)
ISBN 4-622-03676-2 C3031
2001年3月22日発行

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