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歴史としての戦後日本 下<品切>

POSTWAR JAPAN AS HISTORY


「今から振り返ると、日本は難なく経済大国になったようにみえる。しかし、その歴史の過程を実際に生きた人々にとって、それは、途方もない変化だった」(序論)当初、国家運営の基本にかかわる目標をどこに設定するか、たとえば、石炭と石油のどちらを経済の基礎に据えるか、だれにも確信はなく、意見の統一もなかったのだ。本書は、そんな歴史変化のダイナミズムを分析し、しかもそれを単線的な「進歩」ととらえず、歴史に参画した人々の試行錯誤、葛藤、緊張に注目して、彼らの視点から、戦後史を読みなおそうとする。
下巻は、社会と文化の構造変化に着目したケリー論文と、差別問題、労働運動史、知識人と政治という、それぞれの視点から、民主主義の質の問題を問う、アパム、ゴードン、コシュマンの論文を収める。
「戦後」とは何か。本書はそれを問う、新しい対話を可能にするだろう。


目次


III
6 都会における場の発見――イデオロギー、制度、日常生活(ウィリアム・W・ケリー)〔翻訳 ウィリアム・W・ケリー/白鳥義彦〕
7 社会的弱者の人権(フランク・アパム)〔翻訳 古関彰一〕
8 職場の争奪(アンドルー・ゴードン)〔翻訳 森谷文昭
9 知識人と政治(J・ヴィクター・コシュマン)〔翻訳 葛西弘隆〕

監訳者あとがき
原注
索引


著訳者略歴

アンドルー・ゴードン
Andrew Gordon

1952年ボストンに生まれる。1975年ハーヴァード大学修士。1981年同大学博士(歴史・東アジア言語専攻)。1984-1995年デューク大学で教鞭を執る。現在ハーヴァード大学歴史学教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
中村政則
なかむら・まさのり

1935年東京に生まれる。1961年一橋大学商学部卒、1966年同大学院経済学研究科博士課程修了。1977年同大学経済学部教授。1999年3月、同大学を定年退職後、同年4月より一橋大学名誉教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「歴史としての戦後日本 下」の画像:

歴史としての戦後日本 下

「歴史としての戦後日本 下」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/224頁
定価 3,024円(本体2,800円)
ISBN 4-622-03680-0 C1021
2002年1月7日発行
<ただいま品切です>