インド文明とわれわれ
LA CIVILISATION INDIENNE ET NOUS

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 208頁 |
定価 | 3,300円 (本体:3,000円) |
ISBN | 978-4-622-03801-6 |
Cコード | C1039 |
発行日 | 1997年3月5日 |
備考 | 現在品切 |

LA CIVILISATION INDIENNE ET NOUS
判型 | 四六判 |
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頁数 | 208頁 |
定価 | 3,300円 (本体:3,000円) |
ISBN | 978-4-622-03801-6 |
Cコード | C1039 |
発行日 | 1997年3月5日 |
備考 | 現在品切 |
著者ルイ・デュモンは、この小さな書物の巻頭で「われわれの思考方法を作り出しているわれわれの文明と、われわれが把握しようとしているインド文明とのあいだに、知的な関係を正しく確立しておくこと」と述べている。
霊的でありつつ悲惨な土地として、今日でも西欧人を挑発するインド。その社会の構造的原理を大著『ホモ・ヒエラルキクス』によって徹底的に解明し、それまでのインド研究を革新した著者が、積年の探究と省察に基づいて得られたもっとも壮大にして簡潔な結論を、学問のレベルを落とすことをいっさいせずに分かりやすく伝えようとした本書は、インド文明の本質を明らかにするだけでなく、近代ヨーロッパが生み出した「自文化中心主義」をいかにして克服するかという問いかけへの、比較社会学の立場からの真摯な答えである。