ベ平連
鶴見良行著作集 2

判型 | A5判 |
---|---|
頁数 | 474頁 |
定価 | 7,920円 (本体:7,200円) |
ISBN | 978-4-622-03812-2 |
Cコード | C1336 |
発行日 | 2002年6月18日 |
備考 | 現在品切 |

判型 | A5判 |
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頁数 | 474頁 |
定価 | 7,920円 (本体:7,200円) |
ISBN | 978-4-622-03812-2 |
Cコード | C1336 |
発行日 | 2002年6月18日 |
備考 | 現在品切 |
1960年代後半から70年代半ばにかけ、ベトナム反戦運動に力を尽くした著者は、この「闘争の時代」に行動し、思索を深めた。本巻は、今なお生々しい評論の精華である。
1965年、アメリカ・ハーバード大学でのセミナー参加と前後して、「ベ平連」(ベトナムに平和を! 市民連合)での精力的な活動が開始される。それは国家や政治、反戦運動をめぐるラディカルな問題提起だった。
当時の膨大な文章群から、第一評論集『反権力の思想と行動』に収録された諸論考に、「朝日ジャーナル」誌に毎週のように発表した世相を鋭利に観察する匿名時評「今週の社会観察」40数編を、編者が選び抜いて加えた貴重なドキュメント集。
〈9・11〉以後の状況のなかで、更に新鮮な意義を持つ所以を説得的に論じる吉川氏の力作解説と併せ、今こそ読まれるべき一冊である。