みすず書房

収奪の構図

鶴見良行著作集 4

判型 A5判
頁数 434頁
定価 8,800円 (本体:8,000円)
ISBN 978-4-622-03814-6
Cコード C1336
発行日 1999年12月17日
備考 在庫僅少
オンラインで購入
収奪の構図

「貧困が再生産されていることは、すなわち植民地主義がみずからを再生産していることです」——本巻は、著者自ら「車の両輪をなす」ことを企図して書き上げた二つの長篇『アジアはなぜ貧しいのか』と『アジアを知るために』およびその関連論考を収める。

さらに問題意識を掘り下げ、島嶼東南アジアにおける地方史の視座を生かして展開したのが『アジアはなぜ貧しいのか』である。ここでは地方の村や民族集団を主体として捉え、世界システムの中でいかなる変容を遂げていったのかが、鮮明に語られていく。これは、現在ただ今のわたしたちの問題である。