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鶴見良行著作集 8

海の道


鶴見良行の軌跡を考えるうえで、重要なキーワードが「海」である。とりわけ彼が注目したのは、国家や政府の枠組みを離れ、無国籍的ないし多国籍的に活動する海の民だ。住所不定に動き回り、近代国家にとって、実に始末の悪い存在である漂海民、その生き方こそが、著者の脱領域的思考に通底し、このうえない刺激を与え続けたのであった。

本巻は、そんな彼が書き続けた東南アジアの海民論を初めて一冊に集成した。

多島海において史上、数々の重要な役割を果たし続けながら、かの著名なるマラッカ海道の影に隠れたマイナーな存在である「マカッサル海道」。その歴史に光を当て、植民地主義に毒された東南アジア理解に痛棒を加える力作『海道の社会史』を中心に、遺作の一篇「海を渡る人びと」に至るまで、精力的に歩き、語り、論じ続けた興味つきない〈海/海民論〉16篇を収める。



著訳者略歴

鶴見良行
つるみ・よしゆき

1926年、アメリカ合州国カリフォルニア州ロスアンゼルス生まれ。外交官の父の仕事にともない、少年時代、ワシントン、ポートランド、ハルピンなどで在外生活経験を重ねる。水戸高校を経て東京大学法学部を卒業。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
村井吉敬
むらい・よしのり

この本の関連書


「海の道」の画像:

海の道

「海の道」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/376頁
定価 7,776円(本体7,200円)
ISBN 4-622-03818-8 C1336
2000年8月24日発行

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