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鶴見良行著作集 10

歩く学問


「一見放浪と見えるような旅を重ねることで、私たちのアジア文化観は厚みを増していく」。本著作集第9回配本は、著者最晩年の十年の文業を初めて集成した『歩く学問』をお届けする。

遠くインド洋に浮かぶ《謎の孤島》ココスに振り向けた異様なまでの情熱、大上段の議論からは常に見過ごされてきた「国境をこえる人びと」に注ぐ暖かい眼差し、海・野菜・炭などにめぐらす新鮮な考察、「一粒種信仰」にますます囚われていく日本の行方への深い懸念……

病を得てなお「めおと旅」をゆるやかに続けていった著者が書き綴る長短さまざまな文章は、とびきりの滋味と示唆に富むものばかりである。「『歩く学問』の真骨頂」を共感を込めて語る、網野善彦氏の解説も含め、フィクショナルな「政治」の暴力がいたずらに増殖していくかに見える今こそ、是非とも噛み締めてほしい一巻である。



著訳者略歴

鶴見良行
つるみ・よしゆき

1926年、アメリカ合州国カリフォルニア州ロスアンゼルス生まれ。外交官の父の仕事にともない、少年時代、ワシントン、ポートランド、ハルピンなどで在外生活経験を重ねる。水戸高校を経て東京大学法学部を卒業。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
花崎皋平
はなざき・こうへい

この本の関連書


「歩く学問」の画像:

歩く学問

「歩く学問」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/320頁
定価 6,160円(本体5,600円)
ISBN 4-622-03820-X C1336
2001年11月1日発行

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