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記号の殺戮

自動症のデッサンからアンドレ・マッソンへ

MASSACRE DE SIGNES


フランソワーズ・ルヴァイアンは、近代、現代美術の分野で、現在最も信頼のおける、そして最も刺戟的な知的生産力を具えた美術史家の一人である。

信頼がおけるということは、その目配りの良さと判断の的確さに由来する。故アンドレ・シャステル教授の教えを受けたという点で、ルヴァイアンと私はいわば同門の仲間であるが、年齢から言えばずっと後輩にあたる彼女の充実した仕事に、私はいつも多くの新しい知識と刺戟を受けて来た。

本書『記号の殺戮』に収められた諸論は、基本的に美術史の領域に属するものだが、その対象も方法論も、従来の伝統的美術史の枠を大きく踏み越えているところに特色がある。それは、美術史の対象領域をいっきょに拡大し、精神病理学、心理学、社会思想史などの成果を自在に取り入れてイメージの誕生の秘密に迫ろうとした果敢な試みであり、未踏の領域への大胆な挑戦であって、美術史の新しい地平を切り拓いた輝かしい業績である。

本書の刊行は、日本の美術史学界のみならず、関連するさまざまの領域に、清新な刺戟を与えるに違いない。(高階秀爾)



著訳者略歴

フランソワーズ・ルヴァイアン
Francoise Levaillant

1944年パリ生まれ。エコール・ノルマル・シュペリユール(セーヴル)卒。古典文学教授資格を取得したのち、現代美術史の研究に向かう。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
谷川多佳子
たにがわ・たかこ

1948年東京生まれ。1972年東京外国語大学卒業。1974-79年パリ第一大学大学院留学(フランス政府給費留学生)、博士課程修了。札幌医科大学、流通経済大学を経て、1987年より筑波大学哲学・思想学系助教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
千葉文夫
ちば・ふみお

1949年北海道生まれ。1983年早稲田大学大学院博士課程中退。1977-81年パリ第一大学大学院留学(フランス政府給費留学生)、博士課程修了。現在、早稲田大学文学部教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
太田泰人
おおた・やすと

1951年東京生まれ。1976年東京大学文学部卒業、同大学院修士課程修了(西洋美術史学専攻)。1978-1981年パリ大学付属美術考古学研究所留学(フランス政府給費留学生)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
廣田治子
ひろた・はるこ

1953年東京生まれ。1976年東京大学文学部卒業、同大学大学院博士課程修了。1988-1990年パリ第一大学大学院留学(フランス政府給費留学生)。現在、多摩美術大学、武蔵大学他、非常勤講師。西洋近代美術史専攻。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「記号の殺戮」の画像:

記号の殺戮

「記号の殺戮」の書籍情報:

A5変型判 タテ200mm×ヨコ148mm/304頁
定価 6,480円(本体6,000円)
ISBN 4-622-04413-7 C1070
1995年12月13日発行

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