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アルバート街の子供たち 2<品切>

ДЕТИ АРБАТА


「この長篇は重苦しいものであり、重苦しい時代だった。当時起こったことを余すことなく書くと言うのは、とても難しく、心理的に困難だったが、それは是非ともしなければならないことだった。真実を語るというなら、徹底的に語らなければならない。」(ルィバコフ)
全体主義という、20世紀の暗黒をきずいたスターリンとはいかなる人物だったのか?またその時代に青春を迎えた若者たちの運命は?粛清下いわれなき罪状でシベリア流刑となり、死線をくぐり抜けてきた青年が、20年の歳月をかけて、スターリンをなま身のままに、その心理と感情の襞を探り、文学をもってしかなし得なかった〈人間スターリン〉の再現を果した。フロベールが「ボヴァリー夫人、それは私です」と言ったように、ルィバコフは「スターリン、それは私です」と言う。そして「いま、なぜ私が生き残ったのかが分かる。私はこの本を書くために遺されたのだ。」と。
ソヴィエトの人びとはこの本を読み、恐怖時代の犠牲者の記憶を永遠化することによって、ひとつの歴史に終止符を打とうとしているのである。



著訳者略歴

アナトーリー・ルィバコフ
A. Rybakov

1911年ウクライナ共和国チェルニーゴフ市で生まれる。1930年モスクワ運輸技師大学に入学。卒業後は自動車技師となる。1948年、処女作の少年向け冒険小説『短剣』を発表。1951年『運転手たち』でソ連邦国家賞受賞。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
長島七穂
ながしま・ななほ

東京生まれ。上智大学文学部社会学科卒業。国立国会図書館勤務中に約一年間モスクワ大学へ留学。現在モスクワ在住。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「アルバート街の子供たち 2」の画像:

アルバート街の子供たち 2

「アルバート街の子供たち 2」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/386頁
定価 2,200円(本体2,000円)
ISBN 4-622-04540-0 C1097
1990年6月4日発行
<ただいま品切です>