メリー・スチュアート
ツヴァイク伝記文学コレクション 5
MARIA STUART

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 530頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-04665-3 |
Cコード | C0397 |
発行日 | 1998年10月7日 |
備考 | 現在品切 |

MARIA STUART
判型 | 四六判 |
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頁数 | 530頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-04665-3 |
Cコード | C0397 |
発行日 | 1998年10月7日 |
備考 | 現在品切 |
16世紀ヨーロッパ封建制下、政治権力と宗教的勢力の分裂抗争、という時代背景に登場したメリー・スチュアート。
1542年、生後6日にしてスコットランド女王となったメリー・スチュアート。58年フランス皇太子と結婚、翌年フランス王妃となり、61年夫の早世により帰国。以後混乱を極めた政治情勢のなかで母国を親政する。新教支持から再婚を機に旧教徒へ、数年後には夫の暗殺者と結婚。反対勢力により監禁、脱獄してイングランドヘ。エリザベス女王廃位の陰謀荷担の疑いで監禁、19年間幽閉後、女王暗殺事件陰謀者と内通していたとして処刑される。
ヒトラー政権成立後、ロンドンに亡命中のツヴァイクが、たまたまメリー・スチュアートに関する歴史的記録を読んで興味をおぼえ、書きあげた作品である。多くの劇、小説、伝記を実らせ、その創作と解釈に矛盾の対立の多い女性を客観的に描き出している。