みすず書房

ミシェル・レリス日記 1

1922-1944

JOURNAL 1922-1989

判型 A5判 タテ210mm×ヨコ148mm
頁数 480頁
定価 8,580円 (本体:7,800円)
ISBN 978-4-622-04736-0
Cコード C3098
発行日 2001年12月18日
備考 現在品切
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ミシェル・レリス日記 1

レリスは『成熟の年齢』において、フロイト的なアレゴリーとシュルレアリスム流のモンタージュを用いながら、20世紀に生きる人間の自伝とは何かを示した。さらに四部作『ゲームの規則』において自画像の提示を発明して、実存主義への道を切り拓いた。そして学術報告書の域をはみ出した『幻のアフリカ』という不思議な著作。

レリスとはいったい何者なのか? その謎を解く鍵は、本書に隠されている。

「一方には外部の出来事の流れ、また一方には自分の内面で繰り広げられるもの。「日記」に意味があるとすれば、それはただこのような不条理な賭、つまり、必ずや分断されたものとしてあらわざるをえない要素を融合し絶対的統一をえようとする錬金術的な試みのうちにある」と1936年10月30日にレリスは記している。

レリス没後、寝室に置かれた机の中央の引き出しから明るみに出され、生前に委嘱をうけたジャマンによって綿密な校訂と注釈を施された『日記』は、同時に備忘録であり、アルバムであり、「見聞記」であり、フィールド・ノートであり、エッセイ帳であり、夢日記である。67年間にわたる日記の前半。全2巻。