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みすずライブラリー 第2期

昨日の世界 1

DIE WELT VON GESTERN

Erinnerungen eines Europaers


それでは語れ、選べ、お前たち回想よ、私にかわって。そして少なくとも私の人生が暗黒のうちに沈む前に、私の人生の映像を見せてくれ!――

ナチズムが席巻するヨーロッパを逃れて、アメリカ大陸に亡命したツヴァイクは、1940年ごろ、第二次世界大戦勃発を目にして、絶望的な思いで、本書を書き上げた。ホテルの一室で、著書の一冊も手記もなく、友の手紙もないまま、ただ記憶だけを手がかりにして。

ウィーンの少年時代から書き起こされたこの自伝は、伝統の織り成すヨーロッパ文化の終焉を告げるものであり、著者が一体化した一つの時代の証言であり、遺書である。


目次


はしがき
安定の世界
前世紀の学校
春の目覚め
生の万象
永遠の青春の都、パリ
自己への途上の廻り道
ヨーロッパを超えて
ヨーロッパの輝きと影
1914年、戦争の最初の頃
あとがき


著訳者略歴

シュテファン・ツヴァイク
Stefan Zweig

1881年、ウィーンに生まれる。早熟な抒情詩人として出発したのち、第一次世界大戦末にスイスヘ移り、戦後はザルツブルクに住む。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
原田義人
はらだ・よしと

1918年東京に生れる。1942年東京大学文学部ドイツ文学科卒業。1950年東京大学教養学部助教授。1954年ハンブルク大学日本語講師として渡独、ヨーロッパ各地を廻り1956年帰国。1960年7月東京大学教授。同年8月死去。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

佐藤優(作家)
<文藝春秋 2011年8月号>
<友の会ニュース(新潟市立図書館) 2012年1月27日号>
玉利伸吾(編集委員)
<日本経済新聞 2017年6月10日>

この本の関連書


「昨日の世界 1」の画像:

昨日の世界 1

「昨日の世界 1」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/360頁
定価 3,520円(本体3,200円)
ISBN 4-622-05034-X C1398
1999年3月10日発行

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