みすず書房

フランス革命事典 7

みすずライブラリー 第2期

歴史家

DICTIONNAIRE CRITIQUE DE LA REVOLUTION FRANCAISE

判型 四六判
頁数 296頁
定価 4,180円 (本体:3,800円)
ISBN 978-4-622-05061-2
Cコード C1322
発行日 2000年12月8日
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フランス革命事典 7

フランス革命の政治的・文化的特徴を啓蒙の哲学から説明することを主眼に据え、〈事件〉〈人物〉〈制度〉〈思想〉の各方面からこの一大事件を照らしてきた批判的事典。その最終巻である本書は、19世紀の広義の〈歴史家〉の革命論や政治哲学をとりあげる。

王殺し、恐怖政治…革命が近代世界に提出した問題について思索することをやめなかった「カント」「へーゲル」。革命の宗教的本質の問題を説明しようとした「ミシュレ」「トクヴィル」「キネ」。革命を社会主義の観点から語ろうとした「ジョレス」。

われわれとフランス革命のあいだにある知的空間のすべての富を明確にする17項目。近代を問う全7冊が完結する。

目次

カント
ギゾー
キネ
コンスタン
ジョレス
スタール夫人
大学における革命史
テーヌ
トクヴィル
バーク
ビュシェ
フィヒテ
ルイ・ブラン
ヘーゲル
マルクス
ミシュレ
メーストル

フランス革命年表
革命期のパリ市街図
フランス全図
共和暦=西暦対照表
執筆者一覧



[本書『フランス革命事典』の邦訳初版(全2巻、1995年)では、第2巻末に索引が収められていました。PDFでごらんになれます(が、画像がきれいでなくテキストデータも欠けていますことをどうかご諒承下さい。〈みすず)ライブラリー版には索引がありません)]