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看護倫理 2【新装版】

NURSING ETHICS

Irish Cases and Concerns


推薦の言葉――日本語版に寄せて

私が本書を日本語に翻訳することを強く推薦したのは、これが看護倫理の基本的テキストとして非常に優れていると思ったからだ。著者は、看護師や助産師たちが自分の患者の生活を改善するために長年にわたって倫理的努力を重ねてきた体験を念頭において本書を執筆し、看護師たちが日常的に遭遇する問題を、それぞれに応じた倫理理論を用いて検討している。また、看護倫理が実践と密接に結びついたものであるという著者の認識は、本書を、様々な状況のもとで仕事をしている幅広い層の看護職に役立つものにしている。日本の看護師たちが本書から得るところは多大である。

私は、六年間日本の看護大学で教えた経験から、日本の看護師たちが自分たちの直面する倫理問題に強い関心を抱いていることを知っている。著者は、本書によって多くの問題を抱えた看護師たちに様々な取り組み方を示し、問題の解決に役立ててほしいと願って本書を著わした。その目的は十分に果たされていると思う。この有意義な『看護倫理』(邦訳・全3巻)が多くの方々に読まれることを心から願っている。
アン・J・デーヴィス(カリフォルニア大学名誉教授・看護学)

[初版2006年11月発行]


目次


第II部 生と死
第九章 妊娠中絶とモラル・スペース
第十章 個人の見解と国の政策
第十一章 男女の産み分け
第十二章 代理出産
第十三章  末期患者のケア
第十四章 歯止めのない急斜面をくだる

第III部 医療資源、正義、看護師の責務
第十五章 乏しい医療資源をどう配分するか
第十六章 看護師の責務と内部告発
第十七章 ストライキをする権利


著訳者略歴

ドローレス・ドゥーリー
Dolores Dooley

1940年、米国シカゴ生まれ。アイルランド国立コーク大学、哲学科(応用倫理学)助教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ジョーン・マッカーシー
Joan McCarthy

1959年、アイルランド、ケリー県生まれ。アイルランド国立コーク大学、看護・助産学部(医療倫理学)講師。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
坂川雅子
さかがわ・まさこ

1934年、東京生まれ。東京大学大学院(英語・英文学専攻)修士課程修了。桐朋学園大学教授、長野県看護大学教授を経て、現在は翻訳家。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「看護倫理 2【新装版】」の画像:

看護倫理 2【新装版】

「看護倫理 2【新装版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/208頁
定価 2,808円(本体2,600円)
ISBN 978-4-622-06247-9 C1047
2016年4月1日発行

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