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マルセル・デュシャン

DUCHAMP: A BIOGRAPHY


モダン・アートのパイオニア、マルセル・デュシャン(1887-1968)の、はじめての緻密で本格的な伝記である。「トムキンズの伝記作者としての卓越した才能によって本書は、できるかぎり明快に、知的で無垢な戯れに満ちた喜びを、読む者に与える。」(アーサー・ダント)

その特異性において、20世紀の美術のなかでもほかに並ぶもののない問題作《彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも》は、いかに着想され、なぜ未完に終わったのか。レディメイドの発見とは何だったのか。なぜ制作をやめ、チェスに没頭したのか。いまなお巨大な謎をめぐってトムキンズは、キュビスム、ダダイスム、シュルレアリスム、抽象表現主義やポップアートといった芸術潮流とデュシャンとのかかわりを織り交ぜながら、スリリングかつ説得的に筆を運んでいく。

デュシャンはまた、みずからも「まったく素晴らしい人生だった」と語っているとおり、人生における成功者でもあった。ピカビア、マン・レイ、ブランクーシ、ブルトン、アレンズバーグ、ベアトリス・ウッド、キャサリン・ドライアー、H.P.ロシェ、アルフレッド・バーをはじめ、芸術家、コレクター、学芸員らとの交友、そして数々の女性遍歴を、書簡資料やインタヴューをもとにいきいきと蘇らせる。

さらに「デュシャン事典」としても有益な、詳細な索引を付し、貴重な写真や作品図版計109点も収録した、質量ともにデュシャン伝の決定版である。



著訳者略歴

カルヴィン・トムキンズ
Calvin Tomkins

「最高に愉しませる現代美術の書き手」(「アート・マガジン」)と評される美術ライター/伝記作者。1960年から現在まで「ニューヨーカー」の美術記者をつとめる。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
木下哲夫
きのした・てつお

1950年生。京都大学経済学部卒。翻訳家。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「マルセル・デュシャン」の画像:

マルセル・デュシャン

「マルセル・デュシャン」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/584頁
定価 10,476円(本体9,700円)
ISBN 4-622-07020-0 C1071
2003年1月6日発行

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