みすず書房

ふりかえったら 風 1

対談 1968-2005 きたやまおさむの巻

判型 四六判
頁数 264頁
定価 2,090円 (本体:1,900円)
ISBN 978-4-622-07171-6
Cコード C0095
発行日 2005年11月10日
備考 現在品切
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ふりかえったら 風 1

1967年「帰って来たヨッパライ」の爆発的ヒットから解散まで、わずか9カ月の活動中に、「イムジン河」などメモリアルな曲を生み出し「アングラ・レコード」旋風を巻き起こした伝説のバンド、〈ザ・フォーク・クルセダーズ〉。メンバーで「あの素晴しい愛をもう一度」はじめ数々の心にふれる詞を手がけた北山修はその後、日本語とコミュニケーションの闇=可能性を見つめたいと、精神科医への道を進む。

きたやまおさむ、キタヤマオサム、北山修——3つの名前を使い分けながら、身をもって人の自由な生き方をさぐってきた著者が、60年代から今日までの活動の中で、ジャンルや世代を超え出会ってきた魅力的な人々との対話を集めたベスト版対談集、第1弾。
全3巻

目次

×松生恒夫(ポップ・ミュージック愛好家/消化器専門医)自分自身の物語としてのポップ・ヒーリング・ミュージック/×筑紫哲也(ジャーナリスト/ニュースキャスター)「あとの祭り」を大事にしよう/×アルフィー(ロックグループ)胸ドキ茶話会/×杉田二郎(ミュージシャン)変わり身の早さこそ“若者の美徳”である/酒井和歌子(女優)×ザ・フォーク・クルセダーズ みんな学校へは行かなかった/×寺山修司(詩人/劇作家)若者が「たびだつ」とき/×左幸子(女優)言いたいことが、言えなかった時代/×山中 恒(児童読物作家)“隣組”意識に象徴されるもの
ザ・ビートルズ——遊園地にて/ジャーナリストと精神科医の仕事はよく似ている?