「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



仁科芳雄往復書簡集 1

現代物理学の開拓 コペンハーゲン時代と理化学研究所・初期 1919-1935


仁科芳雄は、日本における現代物理学の開拓期に最大の駆動力となった科学者として知られる。国内はもちろん、当時物理学のメッカであったコペンハーゲンを含むヨーロッパ、アメリカへも広がる、同時代の俊秀たちの交流の結節点ともいうべき役目を果たしたのが仁科であった。彼の遺した書簡群は20世紀前半に活躍した科学者たちが集積した文化遺産であり、尋常の往復書簡とはまったく次元の異なるスケールで当時の科学界の営みを描き出すものである。

大半が未発表であるそれらの書簡に関連の文書を加えて編纂された本書は、科学史上最も興味深い事件の数々を直截に伝える一次文献の宝庫となった。書簡集全体としての射程は広大でありながら、同時に各書簡は願ってもない至近距離から人物や事件を映し出している。

第I巻は、のちに日本の現代物理学の発展にとっての生命線となる仁科の人脈の形成期にあたり、物理学界は量子力学における革命的進歩のさなかである。書簡の執筆者にはボーア、ハイゼンベルク、ディラック、長岡半太郎らをはじめ、国内・国外を問わず歴史にその名の残る科学者たちが綺羅星のごとく並び、当時の研究活動や彼らの交流、人物像を知るうえで必備の資料となっている。全3巻



著訳者略歴

中根良平
なかね・りょうへい

1921年 大阪に生まれる。1943年 大阪大学理学部化学科卒業、理化学研究所(仁科研究室)入所。1962-1980年 主任研究員、1983-1987年 副理事長。現在理研名誉相談役、仁科記念財団常務理事。理学博士。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
仁科雄一郎
にしな・ゆういちろう

1930年 東京に生まれる。東京大学工学部電気工学科卒業後、1954年 フルブライト留学生として米国アイオワ州立大学大学院物理学専攻課程に進学、1960年 PhD取得(固体物性)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
仁科浩二郎
にしな・こうしろう

1932年 東京に生まれる。1957年 東京大学理学部物理学科卒業。1961-1966年 日本原子力研究所、1969年 ミシガン大学にてPhD取得(原子力工学)。同年より名古屋大学工学部講師、助教授を経て、1985年 教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
矢崎裕二
やざき・ゆうじ

1940年 東京に生まれる。1967年 東京大学大学院理学系研究科(物理学専攻)修士課程修了。1970年 博士課程退学。1970-2001年 都立高等学校教諭(物理担当)。2001-2006年 都立小石川高等学校嘱託。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
江沢洋
えざわ・ひろし

1932年 東京に生まれる。1960年 東京大学大学院数物系研究科修了。東京大学理学部助手。1963年 米・独に出張。1967年 帰国。学習院大学助教授、1970年 教授、2003年 名誉教授。理学博士。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
山本義隆
やまもと・よしたか

1941年、大阪に生まれる。1964年、東京大学理学部物理学科卒業。同大学大学院博士課程中退。学校法人駿台予備学校勤務。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
岡村浩
おかむら・ひろし

1941年、福岡に生まれる。1964年、東京大学理学部物理学科卒業。同理学系大学院博士課程物理学専門課程修了。東京大学原子核研究所教務補佐員、工学院大学講師、助教授を経て1980年より工学院大学教授。理学博士。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「仁科芳雄往復書簡集 1」の画像:

仁科芳雄往復書簡集 1

「仁科芳雄往復書簡集 1」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/440頁
定価 16,200円(本体15,000円)
ISBN 4-622-07261-0 C3342
2006年12月6日発行

この本を購入する