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あだ名の人生

著者
池内紀



「あだ名、通称、あるいは身代わりのようにしてつけられた呼び名――それぞれその人の要約にあたるようなもの。いかにしてあだ名がついたか、事情はさまざまだが、世の中にひそんだ悪ガキの智恵にも似ている。それを借用すると、個性ゆたかな肖像が浮かび出るのではなかろうか?」

誰でも知っている有名人、あるいはあまり世に知られない人物――本書は、ただそのあだ名において、みごと人生を一貫した人たちのポートレート集である。指物の名人・小林如泥や妖怪博士・井上円了、オバケの鏡花、大いなる野次馬・大宅壮一――これらはみな、名の知られた著名人である。しかし、世に隠れた変人・傑物・天才もたくさんいる――富士山に憑かれて一生を終えた不二のかしく坊、物騒な幕末にあって花や昆虫に入れ込んだ博物大名・前田利保、文明開化の明治に逆らってランプ亡国論を説いた佐田介石、別府温泉を天下に知らしめたピカピカおじさん・油屋熊八、棟方志功を俗と一蹴した風船画伯・谷中安規等々。これら有名・無名の24人の肖像を味読しながら試されるのは、わが身のユーモア感覚と器量であろうか。誰にあっても、あだ名はこわい試金石である。



著訳者略歴

池内紀
いけうち・おさむ

1940年、兵庫県生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

<朝日新聞 2007年1月28日(日)>
小島ゆかり<毎日新聞 2007年1月21日(日)>
三遊亭白鳥(落語家)
<週刊文春 2007年1月25日>
<聖教新聞 2007年2月14日(水)>

この本の関連書


「あだ名の人生」の画像:

あだ名の人生

「あだ名の人生」の書籍情報:

四六変型判 タテ188mm×ヨコ118mm/240頁
定価 2,808円(本体2,600円)
ISBN 4-622-07269-6 C0095
2006年12月4日発行

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