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構造以来の道

哲学論集 1970-1993

THE ROAD SINCE STRUCTURE

Philosophical Essays, 1970-1993 with an Autobiographical Interview(2000)


「ほとんど誰もが知っているように、トーマス・クーンは『科学革命の構造』の中で、科学史は漸進的でも累積的でもなく、一連の多少ともラディカルな〈パラダイム転換〉によって区切りをつけられるのだ、と論じた。もっとよく知られていないのは、いかに最善のやり方でこれらのエピソードを特徴づけたらよいのかについてのクーン自身の理解が多くの重要な転換を引き起こしていたということである。本書に収録された諸論文は、彼自身の〈革命的〉仮説を再考し、拡充しようとする後期の試みを代表するものである」
この「編者序論」にあるように、本書は、1962年の初版刊行以来、今なお衝撃と誤解を生みつづけている『科学革命の構造』以後に発表されたクーンの論文・講演を、著者との議論のうえに編集したものである。先の論集『本質的緊張』(1977)の続編をなし、哲学的に重要な論文を基本に収録した。自伝的インタビューも含め、「科学革命とは何か?」「自然科学と人間科学」など全13編は、この偉大な科学史家・哲学者の実像と学問の営為を隈なく示すであろう。


目次


凡例
まえがき(ジェハン・R・クーン)
編者序論(ジェイムズ・コナント/ジョン・ホウゲランド)

第一部 科学革命をとらえ直す
第1章 科学革命とは何か?
第2章 通約可能性・比較可能性・意思疎通可能性
第3章 科学史の中の可能世界
第4章 『構造』以来の道
第5章 歴史的科学哲学の難点
第二部 註釈と応答
第6章 私の批判者たちについての省察
第7章 構造変化としての理論変化――スニード形式主義への註釈
第8章 科学の中の隠喩
第9章 合理性と理論選択
第10章 自然科学と人間科学
第11章 あとがき
補章 歴史所産としての科学知識
第三部 トーマスS・クーンとの討論
トーマス・S・クーンとの討論(A・ヴァルタス/K・ガヴログル/V・キンディ)

解説 トーマス・S・クーンと科学観の転回(佐々木力)
トーマス・S・クーン著作目録
事項索引
人名索引


著訳者略歴

トーマス・S・クーン
Thomas S. Kuhn

米国オハイオ州シンシナッティのユダヤ人家系に生まれる。ハーヴァード大学で物理学を学び、軍務を経て、49年Ph.D.(物理学)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
佐々木力
ささき・ちから

1947年宮城県生。東京大学大学院総合文化研究科(数理科学研究科兼任)教授。東北大学(在中国瀋陽)講座教授。東北大学理学部数学科卒。76-80年プリンストン大学大学院でクーンらに学び、Ph.D.(歴史学)。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

この本の関連書


「構造以来の道」の画像:

構造以来の道

「構造以来の道」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/496頁
定価 7,128円(本体6,600円)
ISBN 978-4-622-07353-6 C1040
2008年1月23日発行

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