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Doing思想史<品切>

DOING SHISO-SHI AND OTHER ESSAYS


歴史のなかに忘れ去られた孤軍の思想家たちが、ナジタの手にかかると、現代のグローバルな問題群に立ち向かうバネに変身し、新しいメッセージを持って迫ってくる。安藤昌益、山片蟠桃、緒方洪庵、富永仲基、二宮尊徳…。
「講」とは何だったのか。協同組合とは、信用金庫とは何か。倫理の脱落は防げるか。「自然」の権利を復権できるか。漢字に閉じ込められたイデオロギーを解き放つには…。日本の近世近代の経済史・社会史に明るい著者の思想史の冒険であり、グローバリズムの先を見据えた、深い思索と展望を伝える。
ハワイ移民の出自をはじめて語る「自分史と歴史」を含む、立教大学での集中講義《Doing思想史》を核にして、最近の講義・講演から厳選した論集。


目次


序文 日本の読者に向けて

1
アジア研究の視座――近代と近代化をめぐって
安藤昌益――忘れられた思想家と近代の苦境

2
Doing思想史
講義1 自分史と歴史
講義2 比較研究という問題――市民社会思想史の場合
講義3 第三者の目をとおして考える――徳の諸相(懐徳堂の思想と運動)
講義4 時代的文脈のなかで考える──もうひとつの徳の諸相(報徳の思想と運動)
市民社会と日本の近代――解釈史的概説

3
丸山眞男の思想――歴史と政治をめぐって
翻訳と思想史――荻生徂徠と緒方洪庵

4
近代日本の「伝統的」講――コスモポリタニズムと自国主義を越えて
自然は人権の源である、しかし自然は権利をもたない

訳者あとがき――現代の苦境を切り開く過去との対話
人名索引


著訳者略歴

テツオ・ナジタ
Tetsuo Najita

1936年、ハワイ生まれ。1965年、ハーヴァード大学で博士号取得。カールトン・カレッジ、ウィスコンシン州立大学を経て、1969年以降シカゴ大学で教鞭をとる。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
平野克弥
ひらの・かつや

1967年生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。シカゴ大学で博士号取得。ディポール大学歴史学部助教授を経て、現在、コーネル大学歴史学部助教授。専攻は近世近代日本の文化史、思想史、社会理論・歴史理論。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
三橋修
みはし・おさむ

和光大学名誉教授。著書『〈コンチクショウ〉考――江戸の心性史』(日本エディタースクール出版部、1992)『明治のセクシュアリティ――差別の心性史』(日本エディタースクール出版部、1999)ほか。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
笠井昭文
かさい・あきふみ

立教大学兼任講師。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
沢田博
さわだ・ひろし

『ニューズウィーク日本版』編集顧問。訳書 マルコム・グラッドウェル『第1感』(光文社、2006)、シンハ・ヤコボビッチ他『キリストの棺』(イーストプレス、2007)ほか。

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

大江健三郎<朝日新聞「定義集」 2009年10月20日>

関連リンク

この本の関連書


「Doing思想史」の画像:

Doing思想史

「Doing思想史」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/256頁
定価 3,456円(本体3,200円)
ISBN 978-4-622-07392-5 C1010
2008年6月20日発行
<ただいま品切です>