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忘却の力<品切>

創造の再発見




「近代社会は知識信仰が根強い。知識は広ければ広いほどよく、多ければ多いほどよいときめてかかっている……。実際、若いときはすばらしく創造的であった人が、知識がふえ、経験を積むにつれて力を失っていく例はいたましいほど多い……。過ぎたるはなお及ばざるごとし(『論語』)は、知識においても妥当する。肥満は運動によって解消するらしいが、知識メタボリック症候群において、運動に当るものは、忘却であろうが、忘れることは、散歩などに比べて格段に難しいのである」

現代の人間にとって、記憶以上に大切なものは忘却である。コンピューターにはまちがっても選択的忘却という芸当はできない。知的肥満をおさえ、頭のはたらきをよくする50のヒント。


目次


I
ことばの殻/青い山/木石/耳と目/第七感/二本脚/外れる/習慣/サイレント・キラー/ふたつの「私」/後ろ姿/行書先習/身分証明/人のためならず/コントラ・ヴェンテ/エスカレーター/点的四次元/涙と笑い/翻訳/しみじみ
II
変調/遠い読者/見えない目/矛盾/天気・人気/こころの旅/待合室/わずらわしさ/過ぎたるは……/傍観主義/見舞/水商売/「の」の字/エレジーのとき/入試問題/小さきもの/右と左/生きかわり死にかわり/愚人考/清富の思想
III
萬有視点/ワン・シッティング/毒には毒/五体感知/月曜日/目のやり場/コレステロール先入主/叔父的/のぞき美学/第四人称/忘却(あとがきに代えて)


著訳者略歴

外山滋比古
とやま・しげひこ

1923年愛知県に生まれる。47年東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生修了。51年雑誌「英語青年」編集長、ついで「英語文学世界」「月刊ことば」を創刊、編集。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

編集者からひとこと

どんな本でもそうであるが、タイトルを決める時はいつも困惑する。連載や書き下ろしで、もうタイトルが決まっていればまことに楽で、助かるのだが。今度の本も、著者の外山先生と、どうしましょうか? とアアでもないコウでもないと何回も相談したものである。 ...続きを読む »

営業部からひとこと

“東大・京大で昨2008年いちばん読まれた本”『思考の整理学』(ちくま文庫)のことが新聞各紙に紹介されています。 ...続きを読む »

書評情報

無記名<児童心理 2008年12月号>

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この本の関連書


「忘却の力」の画像:

忘却の力

「忘却の力」の書籍情報:

四六変型判 タテ188mm×ヨコ118mm/192頁
定価 2,860円(本体2,600円)
ISBN 978-4-622-07399-4 C0095
2008年7月15日発行
<ただいま品切です>