ロラン・バルトの遺産
MEMOIRE D’UNE AMITIE/LES DEUX ORIENTS DE ROLAND BARTHES/LE ROMAN DE ROLAND BARTHES

判型 | 四六判 |
---|---|
頁数 | 264頁 |
定価 | 4,620円 (本体:4,200円) |
ISBN | 978-4-622-07433-5 |
Cコード | C1010 |
発行日 | 2008年12月18日 |
備考 | 現在品切 |

MEMOIRE D’UNE AMITIE/LES DEUX ORIENTS DE ROLAND BARTHES/LE ROMAN DE ROLAND BARTHES
判型 | 四六判 |
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頁数 | 264頁 |
定価 | 4,620円 (本体:4,200円) |
ISBN | 978-4-622-07433-5 |
Cコード | C1010 |
発行日 | 2008年12月18日 |
備考 | 現在品切 |
本書には、バルトをめぐる三つのテクストが収められている。エリック・マルティ「ある友情の思い出」、アントワーヌ・コンパニョン「ロラン・バルトの〈小説〉」そしてフィリップ・ロジェ「ふたつのオリエント」である。いずれもバルトの死から二十年以上がすぎて発表されたが、著者たちの全員が二十代でバルトと知り合い、若き友人となってその晩年を見まもった。
バルト研究の第一人者マルティは、師友との私的かつ知的な回想で初めてバルトの肉声と振舞を語り、コレージュ・ド・フランスで文学を講じるコンパニョンは、バルトによる〈小説〉の準備の軌跡を鮮やかに分析し、ロジェは、近東(ロティのトルコと、その系としてのモロッコ)と極東(日本)の二つのオリエント文化がバルトに与えたものを論じる。弟子=友人としてバルトから直接に受け取ったものを各々が照らしだす、最新にして最良のバルト論集。
まえがき
ある友情の思い出 エリック・マルティ
ロラン・バルトの〈小説〉 アントワーヌ・コンパニョン
ふたつのオリエント フィリップ・ロジェ
訳者解説(石川美子・中地義和)