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新エディターシップ


「人間の知的活動のきわめて大きな部分が統合作用によっているわけで、人間はすべて生まれながらのエディターである。オーケストラの指揮者、仲裁者、司会者、演出家、生け花を活ける人、デザイナーなどなど、不調和を高度の調和にまとめ上げる機能をもつ人たちは、すべての人に潜在しているエディターシップを顕在させている、氷山の一角であるにすぎない。
「新聞、雑誌などの〈編集〉は、その氷山の小さな一角のさらにまた特殊な一部でしかない。したがって、エディターシップとは、いわゆる編集にその露頭を見せている全人間的機能ということになる。人間の文化とはこの広義のエディターシップの生んだ文化である」(統合の傾向)。
本書は、人間がつね日ごろ何気なく行なっている知的活動の原理を〈エディターシップ〉と名づけ、そのすぐれて創造的な機能を明らかにしたユニークな〈編集=文化論〉である。この原理は近代文化の利器である〈分析〉に対抗しつつ、相補的な役割を果たし、「切る・分かつ」より「結ぶ・つなぐ」ことに目を向ける。旧版の二章を改稿して、統合作用による文化創造の原理をより鮮明にした決定版。


目次


ミドルマン
エディター
見つけて育てる
アンソロジー
変化の理論
統合の傾向
コンテクスト
つなぎ
アイロニーの三角形
二次的創造
結ぶ
桃太郎
関係価値
編集人間
あとがき


著訳者略歴

外山滋比古
とやま・しげひこ

1923年愛知県に生まれる。47年東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生修了。51年雑誌「英語青年」編集長、ついで「英語文学世界」「月刊ことば」を創刊、編集。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

<週刊文春 2009年6月11日号>
<出版ニュース 2009年7月中旬号>
鷲田清一<朝日新聞「折々のことば」 2016年5月27日>

関連リンク

この本の関連書


「新エディターシップ」の画像:

新エディターシップ

「新エディターシップ」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/192頁
定価 2,860円(本体2,600円)
ISBN 978-4-622-07469-4 C0095
2009年5月20日発行

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