「みすず書房」ページ内リンク

  1. 「メインメニュー」へ移動
  2. 「みすず書房の本の検索メニュー」へ移動
  3. 「本文」へ移動
  4. 「サイト利用ガイド」へ移動



漢奸裁判史【新版】

1946-1948

著者
益井康一
解説
劉傑

〈今年は不幸な支那事変が勃発してから、40年目に当るが、支那事変史の最終ページはまだ書かれていない。そこで事変史にピリオドを打つために、書いたのが本書である。……汪兆銘、陳公博以下、悲運の人びとの名は、既に忘却の彼方に遙かなものになった。……「漢奸として処刑されたこの人びとは、そのことごとくが、真の漢奸であったのか?」〉(「はじめに」より)
〈1992年、江蘇古籍出版社から1494頁に及ぶ『審訊汪偽漢奸筆録』が出版された。この史料集の出版で、新聞記事に依存した「漢奸裁判」研究を裁判記録に依拠した本格的な研究に格上げすることが可能になった。……両書を対照しながら読むと、『漢奸裁判史』は新聞記事を基本史料としていながらも、裁判記録に基づく史料集に比べ、情報の正確度はいささかの遜色もみられないと気づく。〉(劉傑「解説」より)
汪兆銘国民政府の関係者、陳公博、周佛海、?民誼、陳璧君、梁鴻志、繆斌、周作人、川島芳子他に対する、蒋介石国民政府および共産党政府による、日中戦争後の裁判史。1945年まで、中国で毎日新聞社特派員として取材をしていた著者が、臨場感あふれる筆致で描く。日中の歴史認識の再考が改めて問われている現在、最新の研究、公開された裁判記録による解説を付し、新版としてお届けする。


目次


はじめに
1 汪兆銘
2 南京、最後の日
3 「漢奸」裁判はじまる
4 陳公博
5 ?民誼
6 陳璧君
7 両巨頭の処刑
8 林柏生
9 梅思平
10 梁鴻志
11 その他の南京政府要人たち
12 汪兆銘一族
13 経済界の総決算
14 文化人
15 華中、華南の地方要人
16 華北の裁判
17 王揖唐
18 特務工作隊「七十六号」
19 周佛海
20 丁黙邨
21 川島芳子
22 中共地区の「漢奸」裁判
23 「漢奸」裁判の総決算
資料(1)影佐禎昭供述書
資料(2)最後之心情(汪兆銘)
関係年表

解説
主要人物の経歴


著訳者略歴

益井康一
ますい・こういち

1911年徳島市に生まれる。1932年毎日新聞社に入社。1939年1月から45年の終戦まで中国特派員。帰社後、中部、東京両本社編集局次長。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
劉傑
りゅう・けつ

劉傑〈りゅう・けつ〉1962年北京に生まれる。1993年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。同年、博士学位(文学)取得。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

<2010年2月7日(日):毎日新聞>

関連リンク

この本の関連書


「漢奸裁判史【新版】」の画像:

漢奸裁判史【新版】

「漢奸裁判史【新版】」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/400頁
定価 4,860円(本体4,500円)
ISBN 978-4-622-07499-1 C1022
2009年10月22日発行

この本を購入する