イタリア的カテゴリー

1942年ローマ生まれ。現在、ヴェネツィア建築大学美学教授。主要著作に、『中味のない人間』（1970）『スタンツェ』（1977）『幼児期と歴史』（1980）『言語と死』（1982）『到来する共同体』（1990）『ホモ・サケル』（1995）『アウシュヴィッツの残りのもの』（1998）『残りの時』（2000）『開かれ』（2002）『例外状態』（2003）『涜神』『思考の潜勢力』（2005）『言語の誓い』『装置とは何か』（2008）『裸性（ヌード）』（2009）など。

1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。現在、京都大学大学院教授。専門は西洋美術史。著書に著書に、『もうひとつのルネサンス』（1994）、『ルネサンスの美人論』（1997）、『モランディとその時代』（以上、人文書院、2003／吉田秀和賞）、『芸術（アルス）と生政治（ビオス）』（2006）、『フロイトのイタリア』（以上、平凡社、2008／読売文学賞）など。編著に『カラヴァッジョ鑑』（人文書院、2001）ほか。訳書に、ロンギ『芸術論叢』（全2巻、監訳）、アガンベン『中味のない人間』『スタンツェ』『イタリア的カテゴリー』『開かれ』（共訳）など多数。

1967年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、京都外国語大学外国語学部イタリア語学科准教授。専門はイタリア現代小説研究。訳書に、カルヴィーノ『水に流して』（共訳）、エーコ『カントとカモノハシ』（共訳）、パトータ『イタリア語の起源』、マラーニ『通訳』など。

1974年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。専門は哲学・思想史。訳書に、フィレンツオーラ『女性の美しさについて』（共編訳）、アガンベン『開かれ』（共訳)、ヴィリリオ『自殺へ向かう世界』（共訳）、マラッツィ『現代経済の大転換』など。

1972年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は西洋美術史・出版文化史。京都大学人間・環境学博士課程博士論文として「北イタリア人文主義におけるイメージとテクスト——『ポリフィロの愛の戦いの夢』を中心に」。現在、京都外国語大学非常勤講師。