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文士厨房に入る

THE PEDANT IN THE KITCHEN


「料理が科学か芸術かなど、厨房にいる文士の知ったことではない。料理が、木工や日曜大工の溶接のような手仕事と同等でよしとしている。彼はただ、美味しくて栄養のある食べ物を料理したいだけなのだ。彼の手料理で、友人たちが食中毒にかからないことだけを願い、たっぷり時間をかけて、レパートリーを広げたいだけなのである。」(本文より抜粋)
傑作『フロベールの鸚鵡』をはじめ、ブッカー賞に三度もノミネートされたイギリス作家による痛快料理エッセー。数々の料理書を読み漁り、両手に余る調理器具をキッチンに揃え、手料理をふるまい味わうことを無上のよろこびとしながら、レシピにとまどい、出来栄えにどこか不安を覚えてやまない、落ち着かない文士。その知識と経験を惜しげもなく披露した本書は、個別のレシピを越えてクッキングの苦楽の本質を明らかにする。面白くて役に立つ本として、『ガーディアン』紙が選ぶ「この10年の食に関するベスト本」で「記憶すべき一冊」として挙げられた。老若を問わず、厨房男子とそのパートナーのための本。


目次


晩学の料理人
警告「文士調理中」
中くらいの玉葱を二個
料理本は定石どおりに
十分で料理の達人
そんなことできるかい
サボテンとスリッパ
歯の妖精
いいもの
しかめっ面でサービス
一度でじゅうぶん
そんなこと言われても
シンプル
紫に染めて
ディナー・パーティじゃないよ
いちばん下の引き出し
すべては教訓

訳者あとがき


著訳者略歴

ジュリアン・バーンズ
Julian Patrick Barnes

1946年生まれ。イギリスを代表する小説家。これまで『フロベールの鸚鵡』(1984)『イングランド・イングランド』(1998)『Arthur & George』(2005)の三作でブッカー賞の候補となった。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
堤けいこ
つつみ・けいこ

京都生まれ。文筆家・翻訳家。武蔵野美術短期大学生活デザイン学科卒業。ロンドン大学ゴールドスミス校大学院修士課程修了(視覚芸術)。ロンドンに3回、合わせて12年近く暮らす。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

<週刊文春 2010年6月10日号>
黒岩比佐子(ノンフィクション作家)
<読売新聞 2010年7月25日(日)>

関連リンク

この本の関連書


「文士厨房に入る」の画像:

文士厨房に入る

「文士厨房に入る」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/200頁
定価 2,640円(本体2,400円)
ISBN 978-4-622-07537-0 C0098
2010年5月19日発行

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