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これが見納め

絶滅危惧の生きものたち、最後の光景

LAST CHANCE TO SEE

著者
ダグラス・アダムス
著者
マーク・カーワディン
序文
リチャード・ドーキンス
訳者
安原和見

『銀河ヒッチハイク・ガイド』のダグラス・アダムスが世界中の絶滅危惧種を見に行くという少々不謹慎な(!)旅に出た。そこで目にしたのは……。1990年の刊行以来、愛読者の絶えない不朽のネイチャー・ルポ。待望の初邦訳である。
種の存亡の瀬戸際にある生きものたちをとりまく荒涼たる現実、人間の浅はかさが生む悲喜劇や、動物たちそれぞれの興味深い生態が、小気味よいウィットと諧謔味満載で語られる。いたるところに皮肉のきいたドタバタ劇の奥には、ヨウスコウカワイルカの苦境をとことん思い描いて震えあがり、観光資源化したコモドオオオトカゲを目の当たりにして恥じ入ってしまう著者の、欺瞞のない鋭敏な眼差しがある。その観察眼は、天安門事件前の中国社会やザイール行政の腐敗へも向けられている。
「まれか、ややまれか」の章で、モーリシャスの生物保護活動家たちの超人的な奮闘ぶりと、彼らの奇矯だが筋金入りの生活をユーモラスに写し取る手腕はアダムスの真骨頂。絶滅危惧種の保護活動は第一日目から絶望的なチャレンジだが、消えゆく生きものを守りたいという衝動を理屈を超えて引き受ける人々を、本書はからりと、しかも生き生きと描き出している。
深刻なテーマだからこそ笑いの力を感じさせる、愛すべき、愛すべき一冊。


目次


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著訳者略歴

ダグラス・アダムス
Douglas Adams

イギリスの脚本家、作家。かけだしの頃はモンティ・パイソンにコントを書くなどして関わる。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
マーク・カーワディン
Mark Carwardine

イギリスの動物学者。本、雑誌、ラジオ、TVなどのメディアを通じ、生物や環境の保護を呼びかける活動を活発におこなっている。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
リチャード・ドーキンス
Richard Dawkins
安原和見
やすはら・かずみ

翻訳家。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

斎藤環(精神科医)
<2011年9月11日(日):朝日新聞>
渡辺政隆(サイエンスライター)
<2011年8月21日(日):日本経済新聞>
服部文祥(サバイバル登山家)
<:母の友2012年1月号>
豊撝由美<:婦人公論カルチャーセレクション「book」2011年12月7日号>
沢渡曜<:望星2011年12月号>
<:クロワッサン2011年10月25日号>
<2011年10月2日(日):東京新聞>
豊撝由美(ライター)
<2011年11月20日(日):北海道新聞>
<:機械設計2013年2月号>

この本の関連書


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これが見納め

「これが見納め」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/344頁
定価 3,240円(本体3,000円)
ISBN 978-4-622-07616-2 C0045
2011年7月22日発行

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