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シモーヌ・ヴェイユ選集 I

初期論集:哲学修業


16歳で入学した高等中学アンリ四世校の哲学準備級で、ヴェイユは師アランと出会う。アランの準備級で、学生は膨大な読書と、思考の修練たる文章修業を積みかさねた。アランをして「優秀なる生徒。輝かしい成功を確信する」と評価せしめたヴェイユは、その後も、パリ高等師範学校に在籍した数年にわたってアランに指導を請い、尊敬する師の思考法、哲学にとりくむ姿勢を、まさに工房における徒弟修業の基本である模倣をつうじて獲得していった。哲学と政治へひとしなみに向けられる情熱。プラトン、デカルト、カントへの愛。スタンダールへの傾倒……
生涯をつうじて深化・熟成されたヴェイユの思索のプロセスに、確かな有機的連関・連続性を息づかせながら、若さに似合わぬ思考の強靱さと強固な意志、そして文体の純粋さと構成の緻密さをあますところなく示した、全24篇。


目次


凡例

アランの教室にて(1925年10月‐1928年7月)
I 哲学
「グリム童話における六羽の白鳥の物語」
「美と善」
「時間について」
「実存と客体」
[自由をめぐる断片]
[魂と身体について]
「〈詩〉と〈真理〉をめぐる論考の一部をなす、カントの註記についての解説」
II 文学
スタンダールをめぐる論考
「ヴィニーにおける〈自然〉の〈感覚〉」
III レオン・ルテリエについて

1929年の試論
I 「知覚について、あるいはプロテウスの冒険」
II 「時間について」

多様な主題について
I 思考と事物
[所与と構築物]
[主体と客体]
「秩序(オルドル)という語の多様な意味」
II 労働と権利
[仲介としての労働]
[労働分業と賃金の平等]
「権利の二律背反」
III 「職業(プロフェシオン)の道徳的機能」
IV 断章
[習慣]
[フロイトについて]
[精神の平等をめぐる問い] 
[道徳と宗教]
[心理学と道徳]

思考の鍛冶場にて(冨原眞弓)

事項索引
人名・作品名索引


著訳者略歴

シモーヌ・ヴェイユ
Simone Weil

1909-1943。フランスの思想家。パリ在住のユダヤ系中流家庭に生まれる。アンリ四世校でアランに師事し、パリ高等師範学校を卒業後、哲学教師として各地のリセで教鞭をとる。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
冨原眞弓
とみはら・まゆみ

1954年生。パリ・ソルボンヌ大学大学院修了、哲学博士。聖心女子大学哲学科教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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「シモーヌ・ヴェイユ選集 I」の画像:

シモーヌ・ヴェイユ選集 I

「シモーヌ・ヴェイユ選集 I」の書籍情報:

A5判 タテ210mm×ヨコ148mm/328頁
定価 5,184円(本体4,800円)
ISBN 978-4-622-07660-5 C1310
2012年1月10日発行

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