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リアさんて、どんなひと?

ノンセンスの贈物

EDWARD LEAR’S NONSENSE OMNIBUS


「いくども読み返したいと思う作家はそうざらにあるものではないが、エドワード・リアはまさにその数少ないひとりである。ノンセンスとは……すべての想像力の産物と同じように、環境の抑圧にたいする人間の精神的自由の主張なのだ……リアはホンモノの詩人である。いったい彼のノンセンスは、常軌を少し逸した詩的想像力以外のなにものであろう。リアはことばにたいする本当の詩人の感覚をもっている……ルイス・キャロルは意味を誇張することによってノンセンスを書いた。つまり論理過剰の論理にすぎない。彼の造語は知的である。リアの方はもっと本質的に詩人なので想像力の誇張という意味でのノンセンスを書いた。そして造語はもっぱら色彩や音のために試みた。リアの方が詩的なので純粋なノンセンスということができる。調子をごくわずか変えれば〈光る鼻のドング〉は19世紀のもっとも感銘深いロマン派の詩になるだろう」
(オルダス・ハックスリー)

エドワード・リアは19世紀イギリスの詩人=画家で、子どもばかりでなく大人にも親しまれる楽しい詩を沢山書いた。その多くは「リメリック」と呼ばれる「5行ざれ詩」で、ラスキンやチェスタートン、オーウェルなど、これまで多くのひとに愛されてきた。本書は、『ノンセンスの贈物』をはじめ、詩人の傑作を集成した一巻。


目次


まえがき――リアさんて、どんなひと?

I 『ノンセンスの贈物』全
II 『続・ノンセンス』 抄
III 『ノンセンス・ソング』抄
足指のないボブル/ヨンギー・ボンギー・ボーの求婚/ジャンブリー/光る鼻のドング/フクロウと子猫/カングル・ワングルの帽子/アヒルとカンガルー/蚊トンボとハエ/やもめ暮らしのおじいさん/ディスコボロスさん(前篇)/ディスコボロスさん(後篇)/アーリーおじさんの哀れな話

リア自身のあとがき
解説 ノンセンスについて――オルダス・ハックスリー
訳者あとがき――はじめて読むひとに


著訳者略歴

エドワード・リア
Edward Lear

ロンドン生まれの画家・作家。ロンドン動物園や大英博物館につとめた後、13代ダービー伯爵に画家として雇われる。広くヨーロッパを巡り、その旅行中に風景を描いて、ローマなど諸都市のスケッチを出版する。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
新倉俊一
にいくら・としかず

1930年生まれ。慶應義塾大学卒。フルブライト留学生としてミネソタ大学大学院に留学。明治学院大学名誉教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

国見晃子(獨協大学非常勤講師)
<msn産経ニュース 2012年11月18日>
圓月勝博(同志社大学教授)
<英語年鑑 2014(2014年1月)>

関連リンク

この本の関連書


「リアさんて、どんなひと?」の画像:

リアさんて、どんなひと?

「リアさんて、どんなひと?」の書籍情報:

四六変型判 タテ188mm×ヨコ118mm/272頁
定価 3,456円(本体3,200円)
ISBN 978-4-622-07719-0 C0098
2012年8月20日発行

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