戦後史の中の英語と私

判型 | 四六判 |
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頁数 | 272頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-07756-5 |
Cコード | C0095 |
発行日 | 2013年4月10日 |
備考 | 在庫僅少 |

判型 | 四六判 |
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頁数 | 272頁 |
定価 | 3,080円 (本体:2,800円) |
ISBN | 978-4-622-07756-5 |
Cコード | C0095 |
発行日 | 2013年4月10日 |
備考 | 在庫僅少 |
「私は、これまで生きてきた軌跡を同時代の中に位置づけてみようと考えた。その時代の社会的コンテクストを横糸に、縦糸として自分自身を織り込み、……紡ぐと、戦後日本を彩る模様が浮かびあがるのではないか」
(「あとがき」より)
同時通訳者の輝かしいキャリアを有し、現在、英語教育の最前線で活躍しつつ、研究者として通訳学・翻訳学の樹立を目指し奮闘する著者の自伝的エッセイ。
これまでの仕事、多彩な活動について往時を回想し、その舞台裏が明かされる。初めて語られるエピソードの数々——挑戦への意志、現場での葛藤、決意の瞬間——に強く引き込まれる。
新たな領域の切り拓き方など、前進への意欲と方法は説得力に富み、専門世界で苦闘する生き方が心に響く。生い立ちから現在までの軌跡をたどった書き下ろし。
プロローグ
第1章 英語との出会い
第2章 1960年代とアメリカ
第3章 アポロ宇宙中継と大阪万博、そして沖縄返還
第4章 偶然の積み重ね——通訳から大学英語教育という世界へ
第5章 「通訳者」という存在
第6章 教育そして教師というもの
第7章 生涯学習を実践する
第8章 メディア英語講座と私
第9章 言葉へのこだわり
第10章 思い込みからの脱却
エピローグ
あとがき