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ニュルンベルク裁判の通訳

THE ORIGINS OF SIMULTANEOUS INTERPRETATION

The Nuremberg Trial


「もちろん弁護人は必要だ。だがもっと重要なのは良い通訳者を付けることだ」
(ヘルマン・ゲーリング)
ゲーリングは、言語の問題と、裁判が四カ国語で行われることに対し法廷が抱く懸念を巧みに利用した。同時通訳の可能性を十分に認識したうえで、通訳が彼自身に与える影響を賞賛も批判もしたのだ……。
本書はニュルンベルク裁判における通訳をテーマとした唯一の研究書で、通訳の仕組み、通訳者の履歴、歴史における意義が精確に分析されている。専門書として執筆されたものだが、現代史、通訳問題に関心のある読者にも難なく読めるように書かれている。
この裁判は、同時通訳が初めて本格的に使われた、通訳史上の決定的な出来事であった。これは、世界中の通訳研究者、通訳に関心のある人の必読基本書なのである。同時に、現代史の重要な一書であり、ニュルンベルク裁判を研究する人びとに対し、これまでとは異なる視角からの議論を提供する。
全体にわたって読みやすく書かれており、戦後史、ヨーロッパ研究、コミュニケーション論の読者にも応える。臨場感あふれる法廷シーンに強く引き込まれる。


目次


序文
用語説明
はじめに
第一章 開廷前
歴史的背景
裁判前の準備
第二章 通訳システムの説明
第三章 通訳の信頼性と裁判への影響
通訳システムの信頼性
通訳が審理に及ぼした影響
第四章 法廷外での生活
第五章 通訳者のプロフィール
結び
エピローグ ニュルンベルク裁判後の通訳

付録 裁判関係者/訴因、判決、量刑
解説 ニュルンベルク、東京、そしてハーグ――国際戦犯法廷における通訳システムの発展(武田珂代子)
訳者あとがき
参考文献
事項索引
人名索引


著訳者略歴

フランチェスカ・ガイバ
Francesca Gaiba

イタリア・ボローニャ大学で英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語の会議通訳を専攻し、1996年に卒業。ニュルンベルク裁判の通訳に関する研究で1997年、A・スキアーヴィ財団賞を受賞。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
武田珂代子
たけだ・かよこ

熊本市生まれ。専門は通訳学、翻訳学。米国・モントレー国際大学(MIIS)翻訳通訳大学院日本語科主任を経て、2011年より立教大学異文化コミュニケーション学部・研究科教授。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

芝健介(東京女子大学教授)
<しんぶん赤旗 2013年12月15日(日)>
鳥飼玖美子(立教大学特任教授)
<北海道新聞 2013年12月1日>
鳥飼玖美子(立教大学特任教授)
<日本経済新聞 2013年12月1日>

関連リンク

この本の関連書


「ニュルンベルク裁判の通訳」の画像:

ニュルンベルク裁判の通訳

「ニュルンベルク裁判の通訳」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/280頁
定価 4,536円(本体4,200円)
ISBN 978-4-622-07776-3 C1021
2013年10月25日発行

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