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サードプレイス

コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」

THE GREAT GOOD PLACE

Cafés, Coffee Shops, Bookstores, Bars, Hair Salons and Other Hangouts at the Heart of a Community




居酒屋、カフェ、本屋、図書館…情報・意見交換の場、地域活動の拠点として機能する〈サードプレイス〉の概念を社会学の知見から多角的に論じた書、待望の邦訳。

第一の家、第二の職場とともに、個人の生活を支える場所として都市社会学が着目する〈サードプレイス〉。そこでは人は家庭や職場での役割から解放され、一個人としてくつろげる。
著者オルデンバーグが、産業化‐効率化‐合理化を進めてきたアメリカ社会と、そのもとに展開されてきた都市計画が生んだ人々の孤独の問題を批判しつつ、地域社会を再び活気づけるための〈サードプレイス〉として注目するのが、地域に根ざし、長く人々に愛されつづけている地元の飲食店だ。「見知らぬ者どうしの気楽で面白い混交」を創り出し、情報交換・意見交換の場所、地域の活動拠点としても機能する、地元の飲食店や個人商店ならではの特質が社会学の知見をもとに照らし出される。
第I部では、〈サードプレイス〉の機能、特徴、物理的な条件が詳細に解説され、第II部では、イギリスのパブやフランスのカフェなどの具体例から、文化や国民性が生み出す〈サードプレイス〉のヴァリエーションが紹介される。さらに第III部では、社会・政治面での〈サードプレイス〉の課題とその解決策が論じられる。 
全編を通じ、オルデンバーグが〈サードプレイス〉に向ける期待は揺るぎない。そこには長年「とびきり居心地よい場所」に親しみ観察してきた者の実感と、「コミュニティの問題は住民の力で解決できる」という市民魂がみなぎっている。
店舗設計、都市計画、マーケティング、地域社会づくりの分野に刺激を与えつづけてきた書の待望の邦訳。


目次


はしがき
第二版へのはしがき
序論
謝辞

第 I 部
第1章 アメリカにおける場所の問題
第2章 サードプレイスの特徴
第3章 個人が受ける恩恵
第4章 もっと良いこと
第 II 部
第5章 ドイツ系アメリカ人のラガービール園
第6章 メインストリート
第7章 イギリスのパブ
第8章 フランスのカフェ
第9章 アメリカの居酒屋
第10章 古典的なコーヒーハウス
第 III 部
第11章 厳しい環境
第12章 男女とサードプレイス
第13章 若者を締め出すということ
第14章 めざすは、よりよい時代……と場所

解説(マイク・モラスキー)

参考文献
索引


著訳者略歴

レイ・オルデンバーグ
Ray Oldenburg

1932年生まれ。アメリカの都市社会学者。西フロリダ大学社会学部名誉教授。州立マンカト大学(現・ミネソタ州立大学マンカト校)で英語と社会科の学士号、ミネソタ大学で社会学の修士号および博士号を取得。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
忠平美幸
ただひら・みゆき

1962年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館司書を経て現在は翻訳者。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
マイク・モラスキー
Michael Molasky

1956年アメリカ・セントルイス生まれ。シカゴ大学大学院東アジア言語文明研究科博士課程修了(日本文学)。学術博士。専攻は戦後日本文化史。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

南陀楼綾繁<「コンフォルト」 2014年4月号>

関連リンク

この本の関連書


「サードプレイス」の画像:

サードプレイス

「サードプレイス」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/520頁
定価 4,536円(本体4,200円)
ISBN 978-4-622-07780-0 C0036
2013年10月25日発行

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