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丸山眞男話文集 続 3


〈そこでこのシンボルを特定の意味に限定して行く方向がとられる。これは現在、アメリカで進行している過程ですけれども、日本でも今後ますます行われるでしょう。それは「民主主義的自由」という考え方を漸次限定して行つて、国民の意識なり思想を規格化し、画一化して行くことです。元来英米流の民主主義は、そういう思想なり言論なりの面における多様性の尊重、多様化を通じての統一ということが前提になつている。ところが「民主主義」が自己を積極的に実現して行くという方向でなく、「民主主義」の名において「民主主義」の敵を排除するということが第一の主要な課題になつて行く。異端の排除すなわち民主主義的と考えられてくるということです。〉
(「民主主義の名におけるファシズム」1953)

第3巻には、「民主主義の名におけるファシズム」(1953)「社会学とその周辺」(1950)「二つの青年層」(1948)の座談3編をはじめ、陸羯南との出会いを辿った「陸(最上)家訪問録」(1971)、さらに『文明論之概略』読解や湾岸戦争、「集団的自衛権」の欺瞞性などが話題になった「楽しき会」(安東仁兵衛、石川真澄、岩見隆夫、筑紫哲也、堤清二との座談)の記録3編を収録する。


目次


目次
凡例

民主主義の名におけるファシズム 1953年10月
――危機の政治学

社会学とその周辺 1950年11月

二つの青年層 その他 1948年4月
――丸山眞男氏を囲んで

陸(最上)家訪問録 1971年12月 
――陸羯南との出会いを辿って

『文明論之概略』巻之三第六章「智徳の弁」を読む 1985年9月
――「楽しき会」勉強会の記録

「脱亜論」、日本浪漫派、湾岸危機、「日韓併合」、「集団的自衛権」の欺瞞性 1990年9月
――「楽しき会」の記録

帝国の終焉、アジェンダ・セッティング、楽しき音 1991年12月
――「楽しき会」の記録


著訳者略歴

丸山眞男
まるやま・まさお

1914年大阪に生まれる。1937年東京大学法学部卒業。1940年助教授、1950年教授。1961-62年ハーバード大学特別客員教授。1962-63年オックスフォード・セント・アントニーズ・カレッジ客員教授。1971年退官。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
丸山眞男手帖の会
まるやままさおてちょうのかい

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丸山眞男話文集 続 3

「丸山眞男話文集 続 3」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/376頁
定価 5,400円(本体5,000円)
ISBN 978-4-622-07828-9 C1331
2014年11月21日発行

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