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サルなりに思い出す事など

神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々

A PRIMATE’S MEMOIR

A Neuroscientist’s Unconventional Life Among the Baboons


ヒヒの群れの20年以上にわたる観察記とアフリカ体験記をより合わせながら、スラップスティックなタッチで綴る抱腹絶倒のノンフィクション。幼少の頃から大型霊長類に憧れ「大きくなったらマウンテンゴリラになる」と決めていた著者は、霊長類研究者となってアフリカ奥地でヒヒの群れの観察を始める。青臭い科学者を弄ぶかのような理不尽だらけの東アフリカの国で、悪戦苦闘しながらヒヒたちと暮らすうち、著者は彼らへの愛着を強めていったのだが……。
ヒヒたちに旧約聖書由来の名前をつけるという強烈な諷刺にはじまって、一貫してヒヒと人間を同一の目線で捉え、両者の生活誌を諧謔味いっぱいにスケッチしながら、東アフリカの社会事情や内戦、さまざまな民族文化との遭遇を語る。それぞれの生と格闘するヒヒおよび人間を大いなる霊長類愛と痛快無比なユーモアで包みこみ、最後に忘れがたい印象を残す、絶品のメモワール。


目次


謝辞

第I部 青年期──ヒヒの群れと暮らしはじめた頃
1 ヒヒの群れ──イスラエルの民
2 シマウマカバブと犯罪に手を染めたこと
3 自由主義者たちの報復
4 マサイの原理主義者と、わたしのソーシャルワーカー体験
5 老人に地図を教える
6 血の記憶──東アフリカの闘争

第II部 サブアダルトの時代
7 ヒヒの群れ──孤高のサウル
8 サムウェリーとゾウ
9 最初のマサイ
10 政変
11 聞いてはいけないときに声を聞く人
12 スーダン

第III部 頼りない大人の時代
13 ヒヒの群れ──政権が不安定だった頃
14 巻き上がった爪の男
15 ガイアナのペンギン
16 ヒヒが木から転げ落ちるとき
17 セブン-イレブンの後ろの山

第IV部 大人の時代
18 ヒヒの群れ──ニック
19 襲撃
20 ヨセフ
21 誰が・何して・どうなった
22 最後の戦士
23 疫病

訳者あとがき
人名・ヒヒ名索引


著訳者略歴

ロバート・M・サポルスキー
Robert M. Sapolsky

1957年生まれ。アメリカの神経内分泌学者、行動生物学者。ストレスと神経変性の関連を研究し、その一環としてヒヒの集団の長期にわたる観察とコルチゾール・レベルの調査を続けている。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
大沢章子
おおさわ・あきこ

翻訳家。1960年生まれ。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

書評情報

金森修(東京大学教授)
<日本経済新聞 2014年6月22日(日)>
斎藤環<毎日新聞 2014年6月29日(日)>
渡辺政隆(筑波大学教授)
<信濃毎日新聞 2014年7月6日>
渡辺政隆<佐賀新聞 2014年7月13日>
星野博美(写真家・作家)
<「AERA」 2014年7月21日号>
<読売新聞 2014年7月20日>
角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)
<朝日新聞 2014年7月20日>
柳川久<北海道新聞 2014年7月20日>
<「婦人公論」 2014年8月>
羽仁進(映画監督)
<公明新聞 2014年9月15日>
服部文祥(登山家)
<「母の友」 2014年9月号>
津田みわ(アジア経済研究所)
<「アフリカレポート」2014 No.52 2014年12月>
編集子の読書日記<「機械設計」2015年1月号 >

関連リンク

この本の関連書


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サルなりに思い出す事など

「サルなりに思い出す事など」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/424頁
定価 3,672円(本体3,400円)
ISBN 978-4-622-07832-6 C0040
2014年5月22日発行

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