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狼男による狼男

フロイトの「最も有名な症例」による回想

THE WOLF-MAN BY THE WOLF-MAN

The Double Story of Freud’s Most Famous Case by Sergius Pankejeff


「フロイトの執筆したすべての症例史の中で最も精緻で、最も重要なものである」(J・ストレイチィ)とまで評される論考「ある幼児期神経症の病歴より」。その名著のなかで提示された症例「狼男」ことセルゲイ・パンケイエフの人生は、フロイトと精神分析に出会うことでどのように変わったのだろうか?
姉や両親との暮らし、フロイトの精神分析をはじめとする数々の治療体験、ロシア革命と二つの世界大戦、そして最愛の妻テレーゼの自死……。狼男自身による回想録を中心に、フロイトの後に彼に精神分析を行ったルース・マック・ブランスウィックの記録、晩年の狼男を支えたミュリエル・ガーディナーによる多面的考察が加えられ、狼男の90年以上におよぶ生涯が詳らかにされる。
フロイトの「最も有名な症例」として生きた男の真実の姿に迫る、精神分析学の重要古典。


目次


序文(ミュリエル・ガーディナー)
前文(アンナ・フロイト)

第1部 狼男の回想録(狼男)
子ども時代の思い出
1905-1908年 無意識の悲哀
1908年 スペインの城
1909-1914年 移り変わる決心
1914-1919年 分析の後
1919-1938年 日常生活
1938年 クライマックス

第2部 精神分析と狼男
ジグムント・フロイトの思い出(狼男)
フロイトの「ある幼児期神経症の病歴より」への補遺(1928年)(ルース・マック・ブランスウィック)

第3部 後年の狼男(ミュリエル・ガーディナー)
狼男との出会い(1938-1949年)
狼男との再会(1956年)
老いゆく狼男
診断的印象

謝辞
訳者あとがき
原註
索引


著訳者略歴

ミュリエル・ガーディナー
Muriel Gardiner

1901-1985。アメリカの精神分析家。1922年にウェルズリー大学を卒業後、1926年にフロイトのもとで精神分析を学ぶために訪れたウィーンで狼男と知り合い、狼男にロシア語を習っていた。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
馬場謙一
ばば・けんいち

1934年新潟県生まれ。東京大学文学部独文科、慶應義塾大学医学部卒業。斎藤病院勤務、群馬大学・横浜国立大学・放送大学・中部大学の教授を経て、現在、南八街病院、上諏訪病院勤務。 ...続きを読む »

※ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

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「狼男による狼男」の画像:

狼男による狼男

「狼男による狼男」の書籍情報:

四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/352頁
定価 5,832円(本体5,400円)
ISBN 978-4-622-07848-7 C1011
2014年9月10日発行

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